製品イメージ:日本の食卓を60年間支える、老舗洋食器メーカー
  • 佐藤商事:コーヒースプーン

イメージ:佐藤商事

40数年使い続けている機械たち。ベテランの職人さんとなると、自分たちで調整しながら作業をしていくと言います。

レストランから28年前に製造されたスプーンの修理依頼が届きました。一本一本ていねいに研磨をかけて、傷などを修復します。

新潟県の燕三条と言えば洋食器や金物で有名なものづくりのまち。その品質は世界でもお墨付きで、燕三条のカトラリーは、家庭だけでなく、名だたるホテルやレストランでも愛用されています。
総合商社の佐藤商事は、事業のひとつとして、1955年からテーブルウェアやキッチンウェア、インテリア小物などの生活に身近な家庭用品の企画製造を行っています。代表的なものは、「柳宗理デザインシリーズ」。かの有名デザイナー柳宗理のキッチン・テーブルウェアの製造を担っています。「柳宗理シリーズで培った高品質な製品作りの経験は“財産”になっています」と日本洋食器株式会社の古俣之宏さんは話します。その洋食器作りのノウハウを活かしたのが、佐藤商事のオリジナルブランド「マーシャン」です。今回は、このマーシャンから「コーヒースプーン5本セット」がにっぽんめぐりに登場です。

製造しているのは、燕市の「日本洋食器株式会社」の工場。驚くべきは、そのひとつひとつの作業の細やかさ。切断したステンレスの板から洋食器の原型を抜く「地抜き」と呼ばれる作業から、スプーンやフォークの頭の形を抜く「半切り」、カトラリーの美しさを決める「研磨」など、ひとつひとつの工程に職人さんがかかわり、まるで工芸品のようにていねいに作られています。1枚のステンレスの板からスプーンを作り上げるまでに、1〜2か月かかるそうです。
しっかりした厚みのあるマーシャンのコーヒースプーンは、美しい光沢をまとい、レストランでも使えるような立派な作り。傷がつきにくく錆びにくいステンレス製で、実用性に優れています。カップや飲み物の存在を邪魔しない、シンプルなデザインにも好感が持てます。昭和54年からのベストセラー。時を経ても“いいもの”は受け継がれていくのだと感じました。

こちらは自動研磨機。特にスプーンなどの“首もと”を磨くのが難しいのだとか。スプーンの磨きだけで18工程もあるそうです。

佐藤商事が責任を持って製造・販売する証、「マーシャンマーク」は、コーヒースプーンにもしっかり刻まれています。

本ページの記載事項は、2014年8月21日現在の情報です。

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アスクルスイートポイント賞品ページ 佐藤商事 コーヒースプーン5本セット 燕三条の技術の結晶 シンプルな美しさで、永く愛用できる逸品。 3,300point 賞品番号:W5-38140 サイズ/全長約11.6cm、重量/各約21g、材質/18-8ステンレス

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