

アスクルでは、継続的な環境負荷低減を組織的に推進するため、2004年3月に環境マネジメントの国際規格であるISO14001の認証を取得しました。本社オフィスをはじめ、各物流センターを含めた14サイトをひとつの環境マネジメントシステム(EMS)に基づいて活動する「マルチサイト方式」を採用しています。「アスクル環境方針」を活動の規範とし、PDCA(PLAN=計画、DO=実行、CHECK=点検、ACTION=見直し)サイクルを基本に環境への取り組みを展開しています。また、各部門にEMS業務責任者及びEMS業務担当者を選任し、アスクル環境中期目標と各部門の環境目標の進捗状況の確認や、EMS運用上の課題解決、情報共有などをEMS業務責任者会議(四半期に1回開催)やEMS業務EMS業務担当者会議(毎月1回開催)にて行っています。


- 登録事業者名:
- アスクル株式会社
- 登録日(更新日):
- 2004年3月12日(2011年3月12日)
- 登録番号:
- JQA-EM3850
- 審査登録機関:
- 財団法人 日本品質保証機構
- 登録範囲:
- カタログ及びインターネットによる文具、事務用品、オフィス用品、家具、インテリア用品、衛生用品、医薬品、医療機器、介護用品等の販売
- 登録サイト:
- 下表の通り(2011年8月現在)
| 事業所名 |
住所 |
本社 e-tailing center ※1/ アスクル東日本メディカルセンター/ アスクル家具返品センター |
東京都江東区辰巳3-8-10 |
| 本社 サン・イースト辰巳 ※1 |
東京都江東区辰巳3-7-26 |
| 新宿オフィス |
東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル48F |
| アスクル仙台DMC |
宮城県仙台市宮城野区中野字新沼12-1 |
| アスクルDCMセンター |
東京都江東区青海4-1-16 |
| アスクルDCM第二センター |
東京都板橋区舟渡4-8-1 |
アスクル横浜センター/ アスクル横浜返品センター |
神奈川県川崎市川崎区水江町5-1 |
| アスクル名古屋センター |
愛知県東海市浅山2-47 |
| アスクル大阪DMC |
大阪府大阪市此花区北港緑地2-1-66 |
| アスクル福岡センター |
福岡市糟屋郡粕屋町大字阿恵347-1 |
| アスクル福岡ケースセンター |
福岡県福岡市東区香椎浜ふ頭2-2-16 |
※1 2011年6月中旬より、東京都江東区豊洲3-2-3 豊洲キュービックガーデンに本社機能を移転しております。

アスクルでは、環境関連法規の順守に向けた取り組み強化を継続的に行っています。EMSの仕組みを通じ、該当部門による順守評価チェックリストの運用や内部監査によって、定期的な順守状況の確認を行い、環境関連法規の適正な対応を推進しています。2011年5月期は、ISO14001の第三者審査および内部監査の結果、環境関連法規に対する重大な法令違反につながる指摘はありませんでした。
2011年5月期における環境関連法の順守状況のポイントとして、2010年5月期からの継続した課題として、危険物の発注量・在庫量適正化について関係部門が連携し、対策チームが中心となって、制限値をオーバーしないための運用フローを確立・実行しています。また、省エネ法において、アスクルは「特定荷主」と「特定事業者」の両方に該当するため、関係部門と情報共有ならびに対策の検討を行い、建物と配送に伴うエネルギー消費の削減対策を強化させています。その中で現在、大きな課題として認識しているのは、「配送に伴うエネルギー消費」の点です。名古屋センターの設備変更や東日本大震災の影響により、2011年5月期は、配送に伴うエネルギー消費が大幅に増加傾向にあります。仙台DMCの復旧が完了し次第、早急に配送に伴うエネルギー消費の削減計画を練り直し、対策を講じていきます。その他、環境関連法規の順守活動において、罰金、科料、訴訟及び本社オフィス・各物流センターに対する重大な苦情や利害関係者からの要求は発生していません。
また、東日本大震災の影響に伴う、電気事業法27条の規制について、自社の状況を把握し、法的な要求(規制対象事業所における昨年比-15%の節電)を順守することはもちろんのこと、この夏の自主的な節電の取り組みとして、各事業所においてさまざまな対策を講じています。詳しくは、「全社的な省エネへの取り組み」をご覧ください。

アスクルの環境活動は、「アスクル環境方針」を中心に、「5つの約束」と「アスクル環境中期目標」というフレームワークの中で展開されていますが、環境活動の具体的な計画の策定・進捗管理は、環境マネジメントシステムの仕組みの中で管理されています。2011年5月期の環境目的・環境目標・実施計画の内容につきましては、下表の通りです。
2011年5月期 主な環境目的・環境目標達成状況
[評価指標について]
A:達成率100%以上
B:達成率80%以上100%未満
C:達成率50%以上80%未満
D:達成率50%以上
-:評価なし(特別な事情により評価できなかった項目)

アスクルでは、パートナー会社の社員の方々や派遣社員の方々も含めて、当社で働くすべての方を対象に、役割や業務内容に応じた環境教育を行っています。2011年5月期は、これまで実施していた社員向けのe-ラーニングに加え、パートナー会社の社員等すべての従業員を対象に、一般教育にe-ラーニングを本格的に導入し、環境教育の質の向上と作業の合理化を進めました。
| 入社時教育 |
新入(中途入社)社員には「新入社員研修」、パートナー企業の社員には「新規パートナー社員研修」を実施し、環境に関する基礎知識やアスクルの環境活動について教育を行っています。 |
| 一般教育 |
アスクルで働く全構成員を対象とし、新規発行の「環境報告書」を教材とした「環境一般教育」を行っています。2011年5月期は、パートナーの皆様および社員向けに社内イントラを活用したe-ラーニングを実施しました。 |
| 専門教育 |
各サイトの新任の廃棄物管理者・マニフェスト交付担当者を対象としたマニフェスト勉強会や環境内部監査教育を実施しました。また各物流センターでは、フォークリフト講習を行い、安全に対する意識の再徹底と強化を図っています。 |

e-ラーニング画面

環境専門教育実施風景

EMS全体の取り組み状況とシステムの改善及び変更の必要性を含めた、EMS全体の今後の方向性について見直しを行うため、2011年2月にマネジメントレビューを実施しました。ISO事務局より、2011年5月期における環境中期計画、EMSの推進状況を説明した上で、CEOより以下のようなコメントと指示がなされました。
<温暖化対策について>
- 事業に伴うCO2排出量(特定事業者、特定荷主)の構造をきちんと分析し、社内共有すること
- 明確なベンチマークを設定し、中長期目標を設定すること
<資源消費について>
<生物多様性について>
- 自分たちのスタンス、ロジックを明確にして、1 box for 2 treesなどの具体的な活動を広げていくこと
<その他>
- 強い意志を持って「やるべきこと」を明確に打ち出すこと
- 社会から要求されているがアスクルができていないことを整理し、すべきことをスピードを上げて進めること
これらのコメントや指示に基づき、環境・CSRのさらなる推進強化を進めていきます。