外国人観光客を集客せよ!
10年前に比べ、2倍以上に増加している外国人観光客。
消費税免税制度の対象品目拡大により、買い物目的の外国人観光客もより目立つようになりました。東京オリンピックを控え、今後もさらなる外国人観光客の増加が予想されており、ますます外国人観光客に向けたインバウンドビジネスの成長が見込まれます。アスクルでは、外国人観光客向けの集客や販促、スムーズな対応をお手伝いするアイテムが勢揃いです!
集客
外国人観光客を集客するコツはその国の言葉でおもてなしすることです。英語表記はもちろんのこと、最近増えている中国人観光客に向けた言葉なども併記しておくとgood!また、観光地によっても来訪する外国人の方の国籍が異なりますので、来訪する外国人観光客にどの国の方が多いかなどを把握しておく必要があります。
案内/販促
外国人観光客を店内に呼び込めたら、次は案内と販促です。飲食店でも、「事前に食券を購入する」「テーブル会計」「レジ会計」のどれなのかが、外国人観光客にとってはわかりづらく、トラブルの原因にも。言葉以外にピクトグラムやイラストなどを添えて案内すると、わかりやすくなって目を惹きます。
また、外国人観光客には日本製商品の人気が高いので、そういったポイントを抑えると、外国人観光客の心に響く販促で売上アップにつなげることができます。
会計・免税手続き
外国人観光客と一番コミュニケーションをとらなくてはいけないのが、お会計の時です。もしお店が免税店ならば、外国人観光客とのやりとりは更に増えます。外国人観光客向けに案内シートや指差し会話リストなどを用意しておくと、とどこおりなく手続きができますし、従業員も手順どおりに手続きを進めやすいのでオススメです。
免税店について
免税店とは?
免税店とは正しくは「輸出物品販売場」との事で、外国人旅行者等のための消費税を免除する販売店を言います。2014年10月1日より、食品、化粧品などを含む消耗品が免税対象になったことにより、免税店も急増しています。
免税店のメリット
できるだけ安く購入したいのは、日本人も外国人観光客も同じです。消費税分安く購入できる免税店はそれだけで集客のポイントになります。また、外国人観光客が増えれば、それだけ国内景気に左右されずに、売上が見込めるというメリットもあります。
免税店になるには
経営をする事業者が納税地の所轄税務署に申請をし、審査を受けることで、免税店の許可が得られます。地域によっては外国人観光客誘致の一環として補助金などを受けられることがありますので、各自治体に確認すると良いでしょう。
免税店になったら
集客、販促など色々とやることはありますが、なんと言っても免税手続きと、包装を正しく行う事が一番重要です。まずは免税手続きの流れを確認し、従業員に周知しましょう。簡単な手順書や外国語シートを準備しておくのもオススメです。また、食品や化粧品などの消耗品を免税販売するには国土交通大臣及び経済産業大臣が指定する方法により包装することが必要ですので、そちらも準備しておきましょう。
外国人観光客が訪日する目的は?
外国人観光客の訪日目的
外国人観光客が訪日する目的は国によって大きく違いますが、各国共通している目的は「日本食を食べること」です。メニューには英語表記だけではなく写真があるとどんなメニューなのかが直感的に伝わりやすくオススメです。また、外国人観光客からは、料理の食べ方がわからない、箸を使ったことがないなどの声もあります。外国人観光客がすぐに食べ始める様子がないときはフォーク、スプーンの要不要、食べ方の説明が必要かなどを確認しましょう。
アジア人の訪日目的
外国人観光客の中でもショッピング目的での訪日が多いのが、中国をはじめアジア諸国からの外国人観光客です。特に中国人観光客は親戚や知人からの頼まれものや転売目的での購入も多く、一人あたりの平均予算も高いため、一人のでも多くの中国人観光客を集客することが売上アップのカギになります。
欧米人の訪日目的
欧米からの外国人観光客は、自国の文化と日本の文化が大きく違う背景もあり、日本の文化を体験する目的での訪日が目立ちます。土産物なども和風のものや、伝統的な小物、筆ペンなど日本独自のものが好まれる傾向にあるようです。和風小物の品揃えはもちろん、包装紙やラッピングなどを和風なテイストにするなど、ちょっとした工夫で他のお店と差をつけましょう。
外国人観光客はSNSを通じた口コミなどで、観光地やお店を選ぶことが多く、実際に来店した外国人観光客の感想を何よりも重要視します。来店された外国人観光客に満足していただくことが一番の販促になります。