アスクルでは、内部統制システムの強化を目的に取締役会の常設諮問機関として毎月1回コンプライアンス委員会を開催しています。リスクマネジメント担当取締役を委員長とし、代表取締役社長をはじめ、取締役、法務担当、CSR担当、人事担当、総務担当、経営管理担当、内部監査担当が参加し、コンプライアンスおよびリスクに関するあらゆる事項の協議・審議・決議を行っています。また、必要な場合は、是正勧告・改善措置を命じ、取締役会に報告する機関となっています。コンプライアンス委員会では、以下の事項を取り扱っています。
| 1 | コンプライアンス及びリスクマネジメントに関する組織ならびに体制の審議・承認 |
|---|---|
| 2 | コンプライアンス及びリスクマネジメントに関する規程・規則、マニュアル類の審議・承認 |
| 3 | 内部通報制度(アスクルホットライン)の実施状況の把握及び運用状況のモニタリング |
| 4 | 外部監査・審査機関等からのコンプライアンスに関する指摘事項の把握、改善策実施のモニタリング |
| 5 | 重大なコンプライアンス違反(不祥事件を含む)が発生した場合の関連部門への調査の指示、 調査報告及び改善・再発防止策の受理及び承認 |
| 6 | 重大なコンプライアンス違反(不祥事件を含む)に関する懲罰委員会に対する諮問 |
| 7 | 組織横断的な重大リスクに対するマネジメント状況のモニタリング |
| 8 | 重大な危機発生時の統括的対応 |
アスクルでは、健全な事業活動の基盤として、コンプライアンス教育にも力を入れています。派遣社員の労働条件を順守するため、年1回および法改正時には徹底した派遣法の教育を実施しています。またe-ラーニングの仕組みを利用し、日本版SOX法、インサイダー取引等の教育を実施しています。今後は、コンプライアンスに関する教育マップを作成するとともに、個別事項の教育だけではなく統合した教育体系を策定した上で従業員へのコンプライアンス教育の強化を図っていきます。

コンプライアンス教育の実施
e-ラーニング画面
不祥事や事業リスクなどの発生を未然に防止し、会社内部で自浄作用を発揮するため、内部統制システム構築の一環として「アスクルホットライン」を設置しています。従業員が、組織的または個人による法令違反、不正行為または反倫理的行為、潜在的事業リスクあるいは非効率的な業務運用などを発見し、通常の業務遂行の手段・方法によって改善することが不可能または困難である場合には、通常の業務ラインとは別に、相談窓口である「アスクルホットライン」に通報、申告することができます。匿名による申告も可能としているとともに、申告者に対する差別などの報復行為、人事考課への悪影響などの不利益な取扱いを禁止し、申告者に対し不利益な取扱いをした人間やその所属部門長は、懲戒などの処分を受けることがあります。「アスクルホットライン」の受付窓口および調査・対応チームは、公正かつ公平な調査を行い、事実関係調査の結果、違反行為等、潜在的事業リスクまたは非効率的な業務運用等の有無が確認された場合は、コンプライアンス委員会にその経過および結果を報告し、同委員会により対応措置をとる体制になっています。