明治38年創業の老舗和菓子店「石村萬盛堂」と言えば、福岡では知らない人はいないでしょう。
その看板の品、『鶴乃子』と、『ヴィンテージ アンジュ』がアスクルスイートに登場です。
『鶴乃子』について、石村慎悟さんは「呼吸するマシュマロ」と例えます。
「空気をしっかりと抱き込むように材料をかき混ぜているので、匂いの強いものを近くに置いておくと、その匂いを吸ってしまい風味が変化してしまうほど。ですが、この製法がしっとりとやわらかな口当たりを作るのです」とのこと。
口に入れた瞬間体温でしゅわしゅわと溶け、そのあと黄身あんの上品な甘さがあとを追いかけます。この絶妙な口当たりは石村萬盛堂が伝統と工夫を重ねてあみだしたもの。
「一般的な手法ではなく、あんをマシュマロで包み込む製法は石村萬盛堂だけ」と石村さんも胸を張ります。

創業当時の広告に描かれている『鶴乃子』のパッケージは、現在のものとほとんど変わらない形とデザイン。

また、初代から受け継がれた菓子づくりのノウハウが詰め込まれた洋菓子店「ボンサンク」で人気の『ヴィンテージ アンジュ』は、アンジュ（天使）の名にふさわしく、上品な大人のスイーツです。
チョコレート生地とほのかに薫るラム酒の「ショコラ」、レモンの甘酸っぱい香りとしっとりクリームの「フロマージュ」、アーモンドプードルたっぷりの「キャラメル」をお楽しみいただけます。
幅広い年齢の方々に愛される福岡銘菓を、ぜひみなさんでお召し上がりください。