
「富士屋ホテル」は明治11年(1878年)箱根・宮ノ下温泉に「日本で初めての本格的なリゾートホテル」として開業しました。立派な唐破風の「本館」や、明治に建てられた「西洋館」、寺院風の「花御殿」など多くの建物が登録有形文化財に指定されています。日本流のクラシックホテルは見所も多く、観光や宿泊、婚礼など幅広い年代層に親しまれています。
創業当初は外国人向けの観光ホテルとして営業しており、チャップリンやヘレンケラー、ジョン・レノンなどの著名人も来館しています。日本式の手厚いおもてなしと和洋の文化が融合した味わいある佇まいをたいそう気に入っていたと伝えられています。そのような背景から、富士屋ホテルは西洋料理に大変力を入れていたのだといいます。
そんな富士屋ホテルの西洋料理の伝統を受け継ぐ「クッキー」の詰め合わせが、アスクルスイートに登場です。富士屋ホテルのラウンジでいただけるアイスやチョコナッツサンデーの付け合わせとして提供しているとあって、知る人ぞ知る、人気の品なのです。
お話をうかがう際に見せていただいた分厚い手書きのレシピブックは代々の料理長や料理人によって脈々と受け継がれてきたもの。その中の一冊に、今回お届けするクッキーのレシピが書かれていました。
1925年に書かれたというレシピで、クッキーのベースとなる原材料は変えていないのだとか。それに、時代の嗜好に合わせて配合を多少変えたり、フレーバーを増やしたりと工夫を重ね、現在のクッキーができました。「スイーツ業界は常に最先端を競っていますが、富士屋ホテルはそこを狙うのではなく、代々受け継がれているオリジナルの商品を時代とともに進化させていくのです」と北村雅之洋食料理長。懐かしくも新しい味を追求し、富士屋ホテルだけの味を守っていく。それが、手書きのレシピブックが書かれた90年前からの、富士屋ホテルの料理人の信念なのでしょう。
クッキーは全部で4種類です。
「チェリー」は、刻んださくらんぼのかすかな甘酸っぱさと、バター、アーモンドの豊かな風味が絶妙にマッチし、さくさくとした食感が心地いいクッキーです。
「メープル」は、FUJIYAのロゴが富士屋ホテルの品格を感じさせます。富士屋ホテルの多くの料理に使用されているメープル味をクッキーでも味わえるとあって人気です。
ぐるぐるの渦巻きがかわいい「チョコマギー」は、家庭で焼くクッキーを彷彿とさせる素朴さがあります。他のクッキーよりも食感が固めなのが特徴。ちょっぴりコクのあるココアの風味は老若男女に愛される味です。
100年前からレシピを受け継ぐアップルパイやラウンジで提供しているバタートーストはシナモンを使用する富士屋ホテル伝統の味、その伝統を垣間見られるクッキーが「スパイス」です。ふちを囲むココア生地との相性も抜群です。
箱根の伝統工芸・寄木細工をモチーフに、富士屋ホテルで100年前に使われていたマークをあしらった箱は、2015年末に変更になり、より高級感あるデザインになりました。
「他の店にはない味で、流行のクッキーとは違う楽しみがあると思います」と北村料理長。そして、クラシックホテルの良さと文化をこのクッキーを通じて知ってもらえれば、と話をしてくれました。


歴史的資料としても貴重な、富士屋ホテルの料理人から代々受け継がれるレシピブック。英語・フランス語のカリグラフィやイラストが美しい。

このレシピブックは二代目の小島総料理長の時代(1914~1939)に書かれたもの。厨房では、歴代の総料理長の写真が飾られており、気持ちが引き締まります。

クラシックで気品ある雰囲気に、気分も高揚。

富士屋ホテルのベーカリー&スイーツ店「PICOT」でもクッキーは販売中です。
本ページの記載事項は、2016年2月20日現在の情報です。
こちらの賞品はお申し込みを終了いたしました。
富士屋ホテル
クッキー詰合せ S
懐かしく、新しい。90年レシピを受け継いできた4種のクッキー
3,900point
賞品番号:W1-36819
21枚入(スパイス6枚、メープル4枚、マギー6枚、チェリー5枚)



