
『柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺』という正岡子規の句でも詠われているように、古くから奈良の名物として親しまれていた柿。平安時代の文献ですでに干し柿の存在が確認されており、和菓子の原点とも言われています。奈良県の柿の生産量は和歌山に次いで2位で、最近では若い生産者も増えてきました。そんな奈良で「柿の専門」を名乗る店があります。奈良市のメインストリート・三条通りにある「柿の専門 三条通店」へ足を運ぶと、干し柿から、もなか、ジャムやお茶まで、店内は柿づくし! 柿の専門店としてこだわりを持った商品づくりに励んでいます。例えば、柿ようかんや柿もなかなどのベースとなる柿あんについて、「通常、柿あんは柿をペースト状にしてから白餡と合わせるのですが、柿の実を丁寧に煮詰めてつくっています」と、石井物産の石井和弘さんは話します。
今回アスクルスイートに登場する「柿こーり」も、柿の専門ならではの工夫があります。「『冷やし柿』のヒットがヒントになりました。冷やし柿は、干しあがる前の平核無柿(ひらたねなしがき)を瞬間冷凍したものなのですが、丸々1個はボリュームがあるので、お土産用に食べやすいサイズをつくろうと思い、8等分にして葛餅に包んだ柿こーりができました」と石井さん。完熟の生柿の食感やみずみずしさを失わない程度に柿を干して甘さを増してから、吉野葛餅で包んで冷凍した柿こーりは、半解凍で食べると、葛餅のなめらかな舌触りにシャリシャリの食感も加わってとても美味! 「柿は酸味がなくて香りも少ないから、食感のあるものと合わせると味が引き立っていいんですよね」。その狙い通り、ぷるんと弾力ある葛餅によって柿の上品な甘さが強調されています。柿の加工を知り尽くした石井物産だからこそできる組み合わせの妙なのです。
「柿と言ったら『いしい』と言われるように。それから、日本の柿が世界でも評価を高めて羽ばたけるように」と今後の展望を語る石井さん。もちろん、自然のものだから、気候や条件によって柿の状態も異なります。より深く柿を科学して、柿の成分を活用すべく、社内に研究所も設置しました。「柿をステキな果物に」、そして柿が「くらしを豊かにする」ように、柿の専門店は今日も柿と真っ正面から向き合います。

JR奈良駅構内にある「柿の専門 JR奈良店」も、白を基調としたモダンで清潔な印象。

柿には、ビタミンCやカロチン、カリウムなど栄養素が豊富。学名の「ディオスピーロス カキ」は、神様から与えられた食べ物という意味なのだそう。

吉野の本葛を使用。

柿を小さくカットして並べ、吉野本葛餅を充填していきます。
本ページの記載事項は、2017年8月1日現在の情報です。
こちらの賞品はお申し込みを終了いたしました。
柿の専門いしい
柿こーり 8個入
完熟柿のシャーベットを吉野本葛でやさしく包んだ、“シャリぷる”新食感のスイーツ
4,700point
賞品番号:W2-77898
8個入 冷凍



