アスクル採用総合サイト

2022年5月の中途入社以来、中小事業所向け「ASKUL」サイトと、中堅・大企業向け「ソロエルアリーナ」サイトの統合プロジェクトでアプリケーション開発と保守に携わっています。注文プラットフォームの開発では、注文情報の作成や配送日の算出など、お客様への確実な配送を支える重要な役割を担っているので、緊張感を持ちつつも、やりがいを感じながら取り組む毎日です。

現在は新チームのスクラムマスターとして、チームの価値を最大限に引き出すことに注力しています。開発期間が長いウォーターフォール開発では、トレンドへの対応が遅れがちです。そこで、チームの心理的安全性を維持しながら迅速な開発を実現するため、スクラム開発手法の社内普及を目指しています。

10年間、受託会社にてECサイト開発を経験し、クライアント企業の社員の方たちが、自身のサービスに我が子のように情熱を注いで熱く議論している姿を見てきました。私自身もそのような環境を求めて、事業会社であるアスクルへの転職を決意しました。アスクルではBtoBやBtoC、配送システムなど、エンジニアが活躍できる幅広いフィールドがありますが、なかでも業界トップクラスのECサイト統合という挑戦的なプロジェクトに魅力を感じただけでなく、採用面接でのチーム開発に関する質問を通じて、強い絆で結ばれた開発文化を感じ、ここで一緒に働きたいと思いました。

入社後は、育児との両立に不安もありましたが、充実したサポート体制があり、開発プロジェクトマネージャーなど様々な役割に挑戦できています。「子育てもエンジニアも諦めない」という私の挑戦を、会社全体でバックアップしてくれる環境があるおかげで、安心して取り組めていますね。

入社した当初は、リリース前の新アスクルWebサイト（統合サイト）の注文確定処理や、配送日算出処理のテストとアプリケーション改修を担当しました。多種多様なお客様に対応するため、複雑な業務ドメインの理解とその実装が求められます。テストケース作成や、プログラム修正を通して、複雑な情報を整理する力や、複雑なドメインをいかに簡潔にソースコードに落とし込むかというスキルが鍛えられたと感じています。書籍購入補助制度やオンライン授業の受講制度など、学習サポートが充実しているので、それらを活用しアーキテクチャやドメイン駆動設計（DDD）の知識を深めることができました。定期的に勉強会も開催しながら、エンジニア同士お互い刺激しつつ、日々研鑽を重ねています。

印象的な出来事は、新アスクルWebサイトがリリースされた際、プロジェクトチーム全員で幾多の課題を乗り越えたことです。自分たちが作ったアプリケーションで実際に注文が入り、配送管理システムと連携して初めての出荷実績を確認したときの感動は今でも忘れられません。技術的な成長を遂げるなかで、「戦友」とも呼べる強い絆を築くことができました。

プライベートでは、週末にキャンプやヨガでリフレッシュします。大切にしているのは、こういったデジタルデトックスの時間。複雑な問題に向き合う日々だからこそ、自然の中を散歩し、家族とのゆっくりとした時間を過ごす事で、心身のバランスを保つことを心がけています。

アスクルのエンジニア部門は内製化の歴史が浅く、まだまだ課題も山積しており、発展途上です。だからこそ、事業に貢献していくエンジニア集団として、迅速な進化を推進する仲間が必要です。変革を楽しみ、新しいことに果敢に挑戦できる仲間と、「お客様が本当に必要としているものを、エンジニアの視点から提供する」という目標に向かって、共に進化していきたいと思っています。