ランチMTG、社内パーティに!社内で美味しいお役立ちコラム

<総務・人事課必見!>
コミュニケーションが高まる社内ランチ制度を設けるための導入手引き!

社内の雰囲気を良くしたり、利益を上げたりするために“人財*”は欠かせません。組織たるもの一人よがりになるのではなく、全員が一致団結し一つのゴールに向かっていくことが大切です。そのためには社員同士のコミュニケーションが重要なカギを握ります。とはいえ、企業が大きくなるほど、同じ部署以外で親交を深めることは困難。そこで話題になっているのが「社内ランチ制度」。部署の垣根を越えて、ざっくばらんにお互いを紹介しあい、双方の仕事の理解を深められるとあって、大企業で導入されるケースが増えています。今回は、このランチ制度を総務課のスタッフが設けるための導入手引きをご紹介します。

この記事のポイント!

・社内ランチ制度の導入手引き
・最も大切なのはメンバー構成
・続けやすいルール作りを心がけよう

“社内ランチ”導入のメリットとデメリット

社内ランチ制度とは、福利厚生の一環として会社側が主導としてすすめる社内交流の場のことです。社員が自発的に行うランチ会では、どうしてもメンバーがかたよりがち。会社にとってメリットがあるようさりげなく誘導するのが、導入者の腕のみせどころです。

社内の人間同士、コミュニケーションを深められることはとても良いことです。それが社内での昼食ならとても健康的です。一方、デメリットはあるのでしょうか?社内ランチ制度を導入する前に、このメリット・デメリットを参考に「自分の会社なら導入する価値があるか」をじっくり考えてみましょう。

メリット

知らない社員と話す機会ができる

社内ランチ制度によって、普段話す機会のない部署やスタッフとも話す機会が増える可能性があります。これこそコミュニケーション活性の第一歩。お互いを知ることができれば、組織をより理解することができ、新しい繋がりからアイデアや企画が生まれる可能性もあります。

アルコールが飲めない人も参加しやすい

社内の人間とのコミュニケーションといえば「飲みニケーション」ともいわれるほど、仕事の後に飲み会がセッティングされることもありますよね。お酒が好きな人は楽しい会でも、アルコールを受け付けない人にとっては苦痛に感じることもあるでしょう。

その点、ランチ制度はお酒の心配をすることなく出席できます。アルコールを摂取しないので、酒癖が悪くなる人もいないですし、心身ともに健康的なコミュニケーションができるでしょう。

時間が決まっている

午後の仕事時間が決まっているので、だらだらすることなく、会をクローズできます。また、育児や介護中の社員も昼間だからこそ、参加することができます。

幹部は現場の声を聞くことができる

普段社内で会話をする人は、同じ部署の先輩・後輩か、せいぜいその上司くらい。忘年会・新年会など特別な機会でもなければ、会社の幹部や重役と話すことはないでしょう。

社内ランチ制度を導入している企業によっては、企業のトップが現場の社員と食事をする機会を設けていたりします。すると、普段接することのないスタッフの現場の声を吸い上げることができ、よりよい会社経営を目指すこともできます。

デメリット

一人で過ごしたい社員もいる

チームでいることが当たり前の人もいますが、中には一人でいる時間のある方が気分転換でき、リラックスできる人もいます。しかし組織の中では一人になる時間はごくわずか。そのわずかな時間の一つがランチです。そんな人にとっては、心おきなく過ごせる時間を削られるのは辛く感じるかもしれません。このような人も気持ちよく制度に参加できるよう、個人的に対応していく必要があります。

メンバー構成に注意が必要

この制度の目的は、社内のコミュニケーションを活発にし、社内の雰囲気を高めてくれることにあります。特に大事な部分なので、これについては後ほど詳しく説明します。

誰をメンバーに加える?

社内のランチ制度を最大限活かすには、メンバー構成がとても重要です。既にランチ制度を導入している企業の例をみてみましょう。

【役員ランチ制度】by 株式会社アカツキ

ゲーム事業が主軸の株式会社アカツキでは、月に一度役員を指名し、会社の負担でランチをセッティングすることができます。この試みでは、役員と現場のスタッフが同席することで肩書や部署を超えた意見交換を目的としています。

【グループランチ】by 株式会社ビズリーチ

HRテック領域を中心に事業を展開する株式会社ビズリーチでは、4、5人の社員を1グループとし、部署や職種関係なく毎月ランダムにランチをセッティングする「コミュニケーションランチ(通称:コミュラン)」を導入。
というのも、同社にはさまざまなバックグラウンドを持つ社員が続々と入社しているため、それぞれのパーソナリティや業務内容を知るきっかけにすることを目的としています。ランチタイムというわずかな時間でも、お互いを少しずつ知ることで繋がる関係性が大切だと考えられています。

この2つのうち、あなたの会社で不足しているコミュニケーションのタイプはどちらでしょうか?近いものを参考にしてみましょう。

楽しく続けられるルール作りを心がけて

制度を決めるうえでおろそかにしがちなのが、運営に割く時間と労力について。継続性のある事柄は、あれもこれもと最初から完璧なルールを作ってしまうと、続けていくこと自体が苦しくなりがちです。したがって、導入する際はおおまかなルール作りを念頭におきましょう。

メンバー構成

会社で求めているコミュニケーションの形をゴールに設定し、それに合ったメンバー構成を考えましょう。
たとえば、現場と上層部の方向性がズレそうなら、役員や上司も参加させる。まずは同世代のコミュニケーションを培うなら、他部署の同僚だけに絞る。派遣社員や業務委託など、さまざまな業務形態のスタッフがひとつのところで働いているなら、肩書に関係なくメンバーに入れる。貴重な時間を使うのだからマンツーマンでじっくり語りあうか、グループ制にして広く浅くいろんな人と知り合えるようにする……など、組み合わせは無限大です。ただし、強要しないことだけは気を付けてください。

この構成がランチ制度の成功を左右するので、しっかりと身極めて進めましょう。

頻度

メンバー構成が決まれば、どれくらいの頻度で行えば良いか導きだされるはず。役員とのランチなら、役員のスケジュールが埋まる可能性があるため月に一度にする。さまざまな人と知り合う機会を設けるなら毎週機会を設けるなど、回数もそれぞれです。

場所

外食でも良いですが、毎回外食だと移動に時間をとられてしまい、社員同士のコミュニケーション時間が削られると感じている人もいるのではないでしょうか。ここはぜひ、お弁当がおすすめ。見晴らしの良いテラスや高層階の休憩室など、気分転換できる場所をチョイスすれば、十分にリラックスができ、話も弾むでしょう。

費用の支給あり・なし

社員の立場としては、弁当または金銭の支給は嬉しいもの。ただし、メンバー構成や開催する頻度によっては予算オーバーになる可能性もあります。ここは、社内ランチ制度を導入すると具体的にどのようなメリットがあるか(予算がつけばいかにメリットが大きいか)を、会社が納得できるように説得してみてはいかがでしょうか。

上記4点のみ決めておき、細かなセッティングは当人同士にお任せすると、当人たちの自主性も高まり一石二鳥です。
もし「最初から決められない」なら、テストで始めてみるのも手段の一つです。手探りでも良いので、ご自身の会社に合うランチ制度を考えていきましょう。

*人財…会社にとって人が財産であるということ

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