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更新日:2023年11月30日

トルクレンチとは?種類や選び方、実際の使い方を解説!

トルクレンチの用途や使い方、選び方がわからずお悩みの方もいるのではないでしょうか。

トルクレンチは、ボルトやナットなどを特定の値まで締め付ける目的で、今締め付けている力を測定する場合に使う機器です。直読式やシグナル式のように、いくつかの種類から選べるのが特徴です。

選び方は、用途や締め付けるトルクの値、ボルトやナットの大きさから判断します。この記事では、トルクレンチの基礎知識や種類、選び方、使い方、保管方法などを解説しています。トルクレンチの知識を深めたい方は、参考にしてください。

トルクレンチとは?

トルクレンチは、締め付け作業をおこなっているボルトやナット、ねじなどがどのくらいの力で締め付けられているかを測定する工具です。

ボルトやナットには締め付ける力が決まっており、しっかり締め付けるためにも締め付け力を測定する必要があります。

トルク値とは

トルクレンチを使用して締め付ける際に加わる力は、「トルク値」といわれます。トルク値の単位はN・m(ニュートンメートル)です。

トルク値は以下の計算式で表します。
トルク値=力×距離

計算式の「力」は物体に加わる力のことで、「距離」は回転して締め付ける中心地から機器を握る力点までの距離のことです。

トルクレンチの種類

トルクレンチは、大きく分けると直読式とシグナル式、デジタル式に分けられます。方式ごとにトルク値の確認方法が異なります。

主な分類は以下のとおりです。

  • 直読式(ダイヤル型、プレート型)
  • シグナル式
  • デジタル式

各分類ごとに詳しく解説します。

【直読式】ダイヤル型トルクレンチ

力点と作用点の中央にダイヤルが設置してあり、ダイヤルでトルク値を測定するトルクレンチです。目盛りが付いているためトルク値が正確に読めますが、機器自体が重く、高価なものが多いのも特徴です。

【直読式】プレート型トルクレンチ

プレート型はビーム型トルクレンチとも呼ばれています。力点の上部に目盛りが設置してあり、力を加えたときに生じる金属の歪みを数値として目盛りに表示する仕組みです。単純な構造で、安価で買えるものが多いのがメリットです。

一方で、慣れるまでは力点の位置を正しく合わせる作業が難しく感じる場合もあります。目盛りを正面から見ないと数値がずれる傾向があるため、初心者には扱いが難しい場合が多いようです。

【シグナル式】プレセット型トルクレンチ

プレセット型トルクレンチは、あらかじめトルク値を設定し、設定値に達すると音や振動で知らせてくれるトルクレンチです。

カチッと音が鳴るものや、手に振動が伝わってくるものなど、知らせる方法は機器によって異なります。何回も連続して締め付ける作業に向いています。

締め付け作業と同時に目盛を確認する必要がなく、効率的に作業ができる点がメリットですが、作業中に手に伝わってくる振動に慣れる必要があります。

また、大きな音を出す工事をしている場合は、音が聞き取りにくい場合があるので注意が必要です。

【デジタル式】デジタル型(電動型)トルクレンチ

デジタル型トルクレンチは、先ほど紹介したプレセット型トルクレンチと同様に、あらかじめトルク値を設定しておくトルクレンチです。プレセット型との違いは、デジタル画面でトルク値を設定する点です。

トルク値をデジタル画面に数値で表示してくれるため、誰の目から見ても数値が一定になります。設定したトルク値に達すると音で知らせてくれるものや、現在のトルク値を画面にリアルタイムで表示してくれるものもあります。

数値でトルク値を読むダイヤル式と、設定したトルク値になると知らせてくれるプレセット型の両方の機能を持ったトルクレンチです。

正確にトルク値を測定できるメリットがある一方、直読式やシグナル式よりも高価な傾向があります。

トルクレンチの選び方

トルクレンチを選ぶ際は、以下の順番で選ぶと選びやすくなります。

  1. 目的や用途に合わせて選ぶ
  2. トルク値で選ぶ
  3. 使うナットやボルトに合わせて選ぶ

以下で詳しく解説します。

目的や用途に合わせて選ぶ

まずは、トルクレンチの目的と用途で選びましょう。

一般的には、既定のトルク値まで締め付ける場合にはプレセット型、作業中にボルトやナットにかかっている力を測定したい場合はダイヤル型を選びます。

また、トルクレンチを使う場面として多く挙げられる自動車のタイヤのホイル締め付けには、プレセット型がおすすめです。バイクも自動車の場合と同様にプレセット型がおすすめですが、自動車より扱う部品が小さいことから、小さめのトルクレンチを選ぶと良いでしょう。

扱うものや部品の大きさも、トルクレンチを選ぶ際の重要なポイントです。

トルク値で選ぶ

トルクレンチを選ぶ際は、測定したいトルク値の範囲内で選ぶことも大切です。締め付けたいトルク値と上限値が同じトルクレンチを選ぶと、トルクレンチが故障しやすくなります。そのため設定したいトルク値が、測定できるトルク値の7~8割程度の機器を選びます。

また、下限値と上限値に近くなると、数値にずれが生じる場合もあります。正確な数値を出すためには、余裕を持って測定できる機器を選ぶことが大切です。

例えば、自転車にトルクレンチを使う場合はバイクよりもトルク値が低いため、バイクと同じトルクレンチではなく、自転車に合ったトルクレンチを選ぶのがおすすめです。

使うナットやボルトに合わせて選ぶ

トルクレンチを選ぶ際は、使うナットやボルト、ねじの大きさや形状で選ぶことも大切です。トルクレンチによっては、すべてのナットやボルトに使用できるわけではありません。

トルクレンチの締め付け部位になる先端は、さまざまな大きさがあります。先端がボルトよりやや大きいトルクレンチを選ぶと、設定したトルク値より緩めに締め付けられる場合があります。そのため、締め付けるナットやボルトのサイズに合ったトルクレンチを選ぶことが大切です。

なかには先端部を交換できるヘッド交換タイプもあるため、さまざまな形状やサイズを扱う場合は、ヘッド交換タイプの使用を検討してください。

トルクレンチの使い方

トルクレンチの種類に関わらず、トルクレンチを扱うときは正しい力点に力をかけることが大切です。また、締め付けるときはゆっくりと締め付けないと、きちんと測定できない可能性があります。

ここでは、ダイヤル型とプレセット型、デジタル型トルクレンチの一般的な使い方を紹介します。実際に作業をする際は、購入した製品の取扱説明書を見てその手順に沿って作業をしましょう。

ダイヤル型トルクレンチ

トルクレンチを選ぶ際は、使うナットやボルト、ねじの大きさや形状で選ぶことも大切です。トルクレンチによっては、すべてのナットやボルトに使用できるわけではありません。

  1. ダイヤルを回し、主針を目盛のゼロの位置に合わせる
  2. ノブを回して置針を主針の位置にあわせる
  3. 締め付けるナットやボルトにトルクレンチを装着する
  4. 締め付け作業をすると主針と置針がトルク値をさすため、目標値まで締める

プレセット型トルクレンチの使い方

プレセット型トルクレンチの使用手順を解説します。

  1. ロックツマミを回してロック解除する
  2. グリップを回してトルク値の目盛りを設定する
  3. 再びグリップをロックする
  4. 締め付けるナットやボルトにトルクレンチを装着する
  5. 力を入れて、振動や音で知らせてくれるまで締める

デジタル型トルクレンチ

デジタル型トルクレンチは、プレセット型トルクレンチの使用手順の2.でトルク値を入力します。デジタル型トルクレンチの使用手順は以下のとおりです。

  1. 電源を入れ、ボタン操作でトルク値を設定する
  2. 力を入れて締め付けると、液晶画面上で数値が上がっていく
  3. 再度測定したい場合は、1.の操作を繰り返してから測定する

トルクレンチの保管方法

トルクレンチを保管する場合は、すべての機器でトルク値を最小値にして保管します。測定にバネが使われている器具では、バネが伸びた状態より縮んだ状態のほうが、機器の精度を保てるからです。1日の終わりには最小値に設定するよう習慣づけておきましょう。

また、トルクレンチは精密機器であることから、ホコリや湿気を避けるほうが良いとされています。専用のケースがあればケースに入れて保管し、高温多湿や粉塵が舞う場所での保管は避けます。

まとめ

トルクレンチは設定したトルク値までボルトやナットを締め付ける、または締め付け力を測定したい場合に使う機器です。直読式やシグナル式、デジタル式の種類があり、用途やトルク値、使うボルトやナットのサイズから選べます。

トルクレンチの種類によって使い方は若干異なるものの、共通しているのは正しい力点を持ち、ゆっくりと力を入れていくことです。また、精密機器であるトルクレンチは、高温多湿でホコリの多い場所を避けての保管も大切です。

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