石井 才

マーチャンダイジング本部 飲料食品 2015年新卒入社

アスクルがeコマースの
新しいスタンダードをつくる!

私が入社した2015年は、eコマースが生活の中に浸透してくるタイミングでした。リアル店舗にも人々の暮らし方にも大きな変化が訪れる中で、新たな日常となりつつあるeコマースを舞台に、これからのスタンダードを作る仕事がしたいと考えていました。

数あるeコマース企業の中でアスクルを選んだのは、ここでなら「新しいスタンダードを作る」という目的を実現できるのではないかと感じたからです。B to B(事業者向け)通販では大手であり、当時はB to C(消費者向け)通販のLOHACOが成長しはじめた段階で、勢いが感じられたのはもちろんですが、何より、会社説明会で話をさせていただいたすべての社員の方がしっかりとしたビジョンや、熱い想いを持って仕事をされているのが印象的でした。実は他にも入社を迷っている企業があったのですが、アスクル社員の方々の姿勢に刺激を受けて最終的にはアスクルに絞ることができました。

1年目に身につけた
データファーストの考えが
今のMDの仕事に役立っている。

これまでMD(商品担当)として、商品の仕入れ・販売を中心に行なってきました。お客様が求めているニーズをつかんだり、世の中のトレンドを市場調査したり、ときには直接お客様を訪問して、会話の中からヒントを得ながら、情報を自分なりに分析し、商品選定や開発に活かすのが主な仕事です。

自分にとってとても意味のある経験になったのは、入社1年目にグロースハックというデータを分析する仕事に携わったこと。文学部出身だったので、データを扱うことに慣れておらず、ツールを操作するのも四苦八苦。でも仕事に慣れていくと、データから傾向が見えてきたり、ニーズが浮かび上がってきたりして、とても面白さを感じるようになりました。MDの仕事でもデータは重要視されるため、データ中心の仕事のやり方はこの時に身につけることができました。

すべてはお客様のために。
世の中にないものは、自分たちで創る。

「お客様が求めている商品がないのであれば、自ら開発できる」のも、アスクルでMDとして働く魅力です。たとえば、B to Bの視点でメーカー様と共に開発した、およそコップ一杯分の195mlのペットボトルのお茶。ミニサイズでは280mlを取り揃えていたのですが、そのサイズでも飲み残しがあり、片付けが手間になっているという声をお客様からいただいていました。そこでメーカーにコップ一杯分のお茶の開発を提案したところ、「面白いね」という話になり、コラボが実現。メーカーのお茶に対するこだわりと、アスクルの消費者目線で得られた知見がうまく組み合わさった例だと思います。

また、PB(プライベートブランド)のLOHACO Waterの開発にも携わらせてもらいました。この商品にも様々な工夫が盛り込まれていて、410mlというサイズ感やスリムなペットボトル形状は、持ち歩くときに女性の小さなバッグにも収納しやすい特徴があります。さらに、B to B視点だと、四角い形をしているのでトレーに乗せて運んだときに転がらないですし、冷蔵庫に入れた時も無駄なスペースが生まれません。また、ネットで販売するものなので、商品名や商品情報などはWebページで紹介ができるため、飲み終わった後の分別の手間を削減するためにラベルもなくしました。ラベルレスのペットボトルが最近増えてきていますが、実はLOHACO Water 410mlを販売した2018年7月時点では、ラベルレス飲料はまだほとんど市場に出ていない状況でした。色々な人が関わり新しい発想が盛り込まれた、私にとって思い入れの強い商品です。

信念を持って想いを発信すれば
周りは力強く後押ししてくれる。

今は、入社前に感じた「ビジョンや情熱を持って働いている人たち」に囲まれ、日々やりがいを感じながら働けることに感謝です。先輩方は「今までと違う面白いことをやってやろう」と考えている方が多いですし、私自身も「先輩たちを驚かせるものを作ってやろう」と思って頑張っています。これから入社してくる人ともそんな風に一緒に働きたいと思っています。アスクルには、自分の考えや感覚を大切にして、その想いを伝えられれば、周りが後押ししてくれる環境があります。

※この記事は取材当時のものです。

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