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ヘアキャップとは?作業環境に合わせた正しい選び方と使い方
「食品加工工場」や「精密機器製造工場」、「研究室」や「医療現場」など、さまざまな現場で活用されるヘアキャップ。“衛生帽子”とも呼ばれ、毛髪や毛髪に付着した汚れの落下を防ぐだけでなく、液体や細菌などの飛散物から作業者を守る役割も担う、多様な現場においてとても重要なツールです。そんな現場の必須アイテムであるヘアキャップの、正しい選び方や使い方についてご紹介します!
ヘアキャップの基礎知識
ヘアキャップをかぶる目的
ヘアキャップは、毛髪や毛髪に付着した汚れを作業現場に落下させないことを目的に使用するものです。作業時において、製造物や研究対象などに対して、毛髪が落下して混入するのを防ぎます。
ヘアキャップは使い捨てのタイプが中心ですが、キャップタイプや工場従業者用には、洗浄して繰り返し使用するものもあります。
“衛生帽子”とも呼ばれる通り、衛生管理を必要とする現場において、必要不可欠なツールとなっています。
ヘアキャップを着用する主な作業現場
ヘアキャップはさまざまな現場で活用されています。
食べ物を扱う「食品加工工場」、細かな作業を行う「精密機器製造工場」、ハイレベルな衛生管理が求められる「クリーンルーム」、また「研究室」や手術室をはじめとした「医療現場」など、幅広い現場に対応し使用されています。
ヘアキャップの選び方
ヘアキャップの使い方のポイントと注意点
ヘアキャップの使い方のポイント
毛髪や頭部に付着した汚れの落下を防ぐヘアキャップは、正しく使用することが重要です。正しいかぶり方、脱ぎ方を守るようにしましょう。
■ 正しいかぶり方
髪の毛をきちんと入れる
髪の毛がキャップの外にはみ出さないように、しっかりと装着します。ヘアキャップを被る前に髪をブラッシングするとまとまりやすくなります。
マニュアルを守る
かぶり方についてのマニュアルがある場合には、規定の手順を守るようにしましょう。
■ 正しい脱ぎ方
脱ぎ方について、規定の手順がある場合にはそれに従うようにしましょう。
ヘアキャップ使用時の注意点
ヘアキャップを使用する際には、次の3つの注意点に留意してください。
- POINT①
自分に合ったサイズのものを選ぶ
ヘアキャップが大きすぎると、隙間から毛髪が落下するおそれがあります。必ず使用者にフィットするものを装着してください。
- POINT②
2次使用の禁止
使い捨てタイプは、一度使ったら必ず廃棄してください。使い回してしまうと2次汚染などのおそれが高まります。
- POINT③
脱着の際の汚染に注意する
キャップに付着した汚染物質には、絶対に触らないようにしましょう。医療現場や研究室の場合、感染症を引き起こす可能性があるので要注意です。
ヘアキャップの活用で、異物混入や汚染拡大をしっかり防止!
毛髪や頭部に付着した汚れなどは、気づかないうちに落下し異物混入となってしまう恐れがあります。ヘアキャップを活用しておけば、そのようなリスクから作業環境を守るだけでなく、異物が混入することもしっかりと防ぐことができます。
「食品加工工場」や「精密機器製造工場」、「研究室」や「医療現場」など、幅広い現場で活用されるヘアキャップは、正しく装着することが重要です。着用する人にフィットするものを選ぶことや、髪の毛をしっかりヘアキャップ内に入れること、また脱着についてのルールがある場合には必ず守ることで、リスクを減らすことができます。
ヘアキャップを正しく選び正しく使用することで、異物混入や汚染の拡大を防いで、良い作業環境を実現してください!