仕事を知る

社員紹介03:物流

「鉛筆1本を明日必ず届けること」を体現する仕事
天沼  英雄
ロジスティクス

明日(今日)、確実に正しくお客様の元へ商品を配送する

アスクルの原点は「鉛筆1本を明日必ず届けること」。業界のなかではじめてスピード感を取り入れて、それが当社の競争力になってきました。最初は翌日配送だったものが、今では、エリアによっては当日配送できるまでになっています。ウェブからのご注文であれば、最短20分で物流センターに注文情報が来る仕組みが整ってるんですよ。すぐにピッキング、梱包、配送へと進んでいきます。
私は物流センターの設備システム改修による生産性の向上とメンテナンス、物流センターのコンプライアンス維持、品質向上、調達を含めたサプライチェーン全般の効率化……と物流のほとんどすべてに関わっています。正しく確実に商品を届けるということを基本に、さらなる効率化、さらなるコストダウンを目指し日々改良を重ねています。
また最近は環境問題にも力を入れています。段ボールの代わりに折りたたみコンテナ(通い箱)や再利用できる袋(通い袋)を利用する「ECO-TURN(エコターン)配送」はそのひとつ。梱包の段ボールや緩衝材の廃棄が無駄であるというお客様からのご指摘がきっかけでした。現在は当日配送エリアに限っての実施ですが、もちろん、さらにエリア拡大を図っていきたいと考えています。

アスクルが社会のインフラになっていると実感

私は創業時からアスクルにいますが、その時から社長が「アスクルは社会のインフラになるんだ」と言っていたのを覚えています。当時は想像もつきませんでしたが、今は確実にインフラになりつつあると思います。それを実感したのが、2011年3月11日の東日本大震災の時でした。幸いにして人的被害はありませんでしたが、仙台物流センターは津波により1階が流され、東京本社も通常の業務の継続が困難になるほどの被害を受けました。それでもやはりお客様はわれわれの商品が「明日来る」ことに期待されていますし、非常時に必要な物資や日用品・消耗品の注文は続々と入ってきます。物流センターがまるまる動かない状態ですから、他の地区の一部の物流センターは24時間稼動し、一丸となって「できることは何なんだ」「とにかく届けるんだ」と行動し続けました。どんな状況であれ、明日確実に届けることが使命であると、改めて感じました。仙台物流センターは2011年7月末に完全復旧。2010年から計画してきた、大規模な設備システムの変更を含む名古屋センターの改修も2011年春に完了し、現在は大幅な生産性の向上を図ることができています。
私は、仕事は1人ではできないと思っています。仲間とのコラボレーションがないと困難に立ち向かうことはできませんし、大きな仕事は成し遂げられません。これからも、大きな目的をもって「当たり前に届ける」ことを実現していきたいと思います。

オフの過ごし方は?
得意の料理で家族サービスしています!

週末は家族と一緒に過ごす時間を大切にしています。平日は私も仕事が忙しく、なかなか家でゆっくりできませんし、子どもたちも塾や部活などがあってやっぱり忙しいので、時間が合いませんからね。せっかくの休みくらいは家族みんなで過ごしたいなと思って、この時間を大事にしているんです。
料理をすることも好きなので、家族によく手料理をふるまっていますよ。得意料理というのは特にありませんが、冷蔵庫の中にあるものでちゃちゃっと作ってしまいます。みんなでワイワイと食事を楽しむのが何よりも幸せな時間です。

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