会社の社会的責任について、率先して考える仕事

私が働いているCSR推進という部署とは、CSRつまりCorporate Social Responsibility（企業の社会的責任）について考える部署です。会社とは、利益を追求する組織ですが、それだけではなくて社会をより良くすることについても何かしらの責任を負っているはず。では、私たちアスクルは、事業を通じてどう社会のお役に立てるのか？といったことや具体的な施策を日々考え、さまざまな部署と協力して実行に移すための取り組みを行っています。
お客様にアスクルを安心してご利用いただくために、事業活動における環境配慮や情報セキュリティの強化、社会貢献に関する取り組みなど、とても幅広い範囲での活動が求められます。私はもともと環境に関わってきたこともあり、今の部署でも環境活動についての業務が多かったのですが、最近では、情報セキュリティ関係のウェイトも増えてきており、今後業務の幅はますます広がりそうです。

日々の業務内容は、とても幅広いです。ISO認証制度の仕組みにのっとって定期チェックをしたり、他部署からの環境や情報セキュリティの相談を受けたり、契約書の内容をチェックしたり、お客様にご説明するための環境に関する資料を作成したり。時にはアスクルのコピー用紙の原材料に適切なものが使われているか、インドネシアのジャングルまでチェックしに行くこともあります。
私の仕事は、社内に「アスクルの行動がこうした影響を及ぼしている、だから取り組みを行うとこんな風に効果がある」と、趣旨を説明して多くの人たちに協力してもらって、ようやく成果が得られるものです。CSR推進に関する多くの仕事が直接利益に結びつくものではないし、手間もかかります。にもかかわらず取り組むのは、やはりお客様をはじめ、アスクルのサービスに関わる全ての方に当社を信用してもらい、安心してアスクルサービスをご利用いただくためだと思っています。
私の部署の仕事は、皆の協力がなければ何もできないだけに、コミュニケーションがとても大切だと感じています。そういった意味では、自分の意見や部署の方針とは異なる意見をきちんと聞いて、受け入れる能力も必要だと思います。
会社や社会をより良くするために、自分たちでルールや方向を考えて、他を巻き込んで形にできるというのは、やりがいがありますし、楽しいことです。それに、ジャングルへ行って、30cmの苗が5mに伸びたのを見て感動できるのも、今の仕事ならではの楽しさかもしれませんね。