一般的に、プリンター・複合機といわれるものには、印刷方式で「インクジェット」と「レーザー」の2つがあります。
インクジェットプリンター・インクジェット複合機
インクを紙に吹き付けることにより印刷を行う方式で、一般家庭向けのものからビジネス文章用途まで幅広く展開されています。レーザープリンターよりも基本はコンパクトで、導入コストも安い(※)のが特徴。写真、ハガキ、封筒などさまざまな用紙の種類に対応しているので、用途で使い分けされることもあります。
レーザープリンター・レーザー複合機・コピー機
レーザー光を利用し感光体にトナーを付着させ、それを熱と圧力で紙に転写して印刷を行なう方式で、主にビジネス用途に展開されています。インクジェットプリンターよりも耐久性に優れており、印刷速度が速い(※)のが特徴。大型複写機(コピー機)などは、リース契約をするケースが多いです。
※モデルによって異なる場合がございます。
アスクルカウンター式プリントサービスなら、インクジェット複合機ながら約30万ページの高耐久とモノクロ約30枚/分、カラー約30枚/分と高速出力を実現したモデルを採用。さらにインクジェットなので写真印刷、ポスター印刷にも適しています。オフィスや店舗のスペースを取るのでレーザー複合機の導入をあきらめていたお客様にもぴったりなコンパクトサイズです。※MFC-J7500CDW-Aの場合
それぞれのメリット・デメリット
インクジェットプリンター
- メリット
・色彩の再現度が高く、鮮明なコントラストや繊細な色の表現が可能。
・消費電力が少なくて済むので月々の電気代が気になる方におすすめ。
・本体価格が安いものが多い。 - デメリット
・インクを吹き付けて印刷しているため、普通用紙での印刷では水に弱く、滲みやすい。
・印刷枚数が多くなると、コストがかかるので注意が必要。
・レーザープリンターと比べると、印刷に時間がかかる。
レーザープリンター
- メリット
・くっきり、はっきりとした文字や図式の印刷を得意とする。
・小型機から大型機までの幅広いサイズ展開がある。
・印刷スピードが速い。
・水に強いため、印刷した文字にマーカーを引いてもにじみにくい。 - デメリット
・本体価格がインクジェットプリンターに比べて高い。
・カートリッジなどの交換部品が高額である。
・本体のサイズが大きいものだと、場所をとる。
(※メリット、デメリットは一般的なもので、プリンターの機種によってはこれに当てはまらないものもあります。)