更新日:2026年10月19日
定形外郵便の料金・サイズ早見表|出し方と定形郵便との違いも解説

郵便物の配送方法の一種である「定形外郵便」。料金はいくらか、何cm・何kgまで送れるのか、定形郵便やレターパックとどう違うのかなど、いざ使おうとすると迷いがちです。この記事では、定形外郵便の料金・サイズを早見表でまとめ、出し方や他の発送方法との違い、追跡・補償を付けるオプションまで、法人の発送実務で失敗しないポイントをわかりやすく解説します。
定形外郵便とは?

定形外郵便とは、定形郵便物の規格を超えるサイズの郵便物のことです。危険物や毒物といった郵送禁止のもの以外であれば、書類はもちろん、小物や食品なども配送できます。封筒のような四角形でも、円筒状のものでも、所定のサイズ・重量に収まっていれば送れます。定形外郵便は規格内と規格外の2種類に分かれ、それぞれサイズ・重量の上限と料金が異なります。まずは料金とサイズを早見表で確認しましょう。
【早見表】定形外郵便の料金一覧
定形外郵便の料金は、重量+規格内または規格外のどちらかによって決まります。2024年10月に料金改定が行われており、以下は最新の料金です。
| 重量 | 規格内 | 規格外 |
|---|---|---|
| 50g以内 | 140円 | 260円 |
| 100g以内 | 180円 | 290円 |
| 150g以内 | 270円 | 390円 |
| 250g以内 | 320円 | 450円 |
| 500g以内 | 510円 | 660円 |
| 1kg以内 | 750円 | 920円 |
| 2kg以内 | 取り扱いなし | 1,350円 |
| 4kg以内 | 取り扱いなし | 1,750円 |
※上記は2026年10月時点の料金です。よく使う重量帯は50g・100g・250gあたりで、この範囲であれば規格内・規格外の差は120〜130円ほどです。規格内は1kgまで、規格外は4kgまで対応します。最新の料金や送料の試算は、日本郵便の公式サイト(料金計算ページ)でご確認ください。
【早見表】定形外郵便のサイズ・重量
サイズと重量の規定は下表の通りです。3辺のいずれか、または重量が上限を超えると定形外郵便では送れないため、別の発送方法を検討します。
| 区分 | サイズ | 重量 |
|---|---|---|
| 規格内 | 長辺34cm以内×短辺25cm以内×厚さ3cm以内 | 1kgまで |
| 規格外(最大) | 3辺の合計90cm以内かつ最も長い辺が60cm以内 | 4kgまで |
| 規格外(最小) | 長辺14cm×短辺9cm※円筒状は長さ14cm・直径3cm | ― |
封筒サイズとの対応
法人でよく使う封筒サイズとの対応もあわせて把握しておくと選びやすくなります。角形2号(A4が折らずに入る)や角形3号(B5サイズ)は、いずれも定形外郵便(規格内)の範囲に収まります。長形3号(A4三つ折り)は定形郵便の範囲です。封筒の選び方については、こちらもあわせてご覧ください。
定形郵便との違い

定形郵便と定形外郵便の主な違いは、送れるサイズ・重量と料金です。定形郵便は決まった規格(長辺23.5cm以内×短辺12cm以内×厚さ1cm以内、重量50g以内)に収まる郵便物で、料金は一律です。これを超えるものが定形外郵便になります。
| 項目 | 定形郵便 | 定形外郵便(規格内) | 定形外郵便(規格外) |
|---|---|---|---|
| サイズ上限 | 23.5×12×1cm | 34×25×3cm | 3辺合計90cm・最長辺60cm |
| 重量上限 | 50gまで | 1kgまで | 4kgまで |
| 料金 | 一律110円(50g以内) | 140円〜 | 260円〜 |
| 形状 | 長方形のみ | 自由 | 自由 |
※定形郵便は50g以内・110円のみの取り扱いです。
定形外郵便とほかの発送方法の比較
同じくらいのサイズ・重量でも、レターパックやスマートレター、ゆうパックのほうが割安・便利なケースがあります。追跡の要否やコストで選び分けましょう。
| 発送方法 | 料金 | 重量・サイズ上限 | 追跡 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| 定形外郵便(規格内) | 140円〜 | 1kg/34×25×3cm | なし | 軽量の書類・小物 |
| 定形外郵便(規格外) | 260円〜 | 4kg/3辺90cm | なし | 厚み・重さのある荷物 |
| スマートレター | 210円 | 1kg/25×17×2cm | なし | A5サイズの薄物を安く |
| レターパックライト | 430円 | 4kg/34×24.8×3cm | あり | 追跡したい薄物 |
| レターパックプラス | 600円 | 4kg/34×24.8cm(厚さ制限なし) | あり | 対面手渡し・厚物 |
| ゆうパック | 地帯別 | 25kg/3辺170cm | あり | 重量物・大型 |
※料金は2026年10月時点。追跡だけしたいならレターパックライト、対面での受け渡し記録が必要ならレターパックプラス、というように、追跡・補償・コストのバランスで選ぶのがポイントです。
定形外郵便の出し方(発送方法)
定形外郵便は、切手を貼ってポストに投函するか、郵便窓口に持ち込む方法で発送できます。
ポストに投函する
料金分の切手を貼れば、ポストへの投函で発送できます。投函口に入らない大きさ・厚さの場合は投函できないため、窓口を利用します。料金不足があると差出人に返送されたり、受取人に不足分が請求されたりするため、事前に重さを量り、正しい料金の切手を貼りましょう。
郵便窓口に持ち込む
窓口では、その場で重量を量って正確な料金を確認できます。切手を持っていなくても現金で支払え、後述する追跡・補償のオプションもその場で付けられます。料金を確実に合わせたい場合や、追跡・補償を付けたい場合は窓口が確実です。
定形外郵便の梱包
定形外郵便の梱包について、これといった決まりはありません。封筒はもちろん、段ボールや紙袋などに入れても配送可能です。ただし、定形外郵便は重量によって料金が変動する点に注意しましょう。
書類を送る場合は、クリアファイルや厚紙で補強し、A4サイズの封筒など書類を折らずに入れられるものを使うと便利です。また、糊付き・テープ付きの封筒であれば、自分で糊やテープを用意しなくても封ができます。
割れ物・精密品を送る場合は中身を保護し、配送中に破損しないよう緩衝材(プチプチ)を使うなどして梱包します。封筒やテープ、緩衝材などの梱包資材はまとめて備えておくと発送業務がスムーズです。
定形外郵便の宛名の書き方
宛名面には、受取人の郵便番号・住所・氏名(会社名)を記載します。法人宛ての場合は、会社・部署宛てなら「御中」、個人宛てなら「様」を用います。会社名+部署名+個人名の場合は、個人名に「様」を付け、「御中」は重ねて使いません。差出人の住所・氏名も忘れずに記載します。
配達日数の目安
定形外郵便の配達日数は、おおむね差出日の翌々日以降が目安です。土日祝の配達休止や地域・距離によって前後します。お急ぎの場合は速達(後述)を利用すると配達が早まります。確実な日数は日本郵便の配達日数検索でご確認ください。
送るときの注意点
定形外郵便には、標準では追跡(配送状況の確認)と補償(破損・紛失時の賠償)が付きません。大切なものや高価なものを送る場合は、後述のオプションを検討しましょう。また、料金は重量で変わるため、投函前に必ず重さを量り、料金不足がないようにします。現金は定形外郵便では送れず、送る場合は現金書留を利用します。
追跡・補償を付けるオプション
「追跡だけしたい」なら特定記録、「補償も付けたい」なら簡易書留が基本の選び分けです。主なオプションと加算料金は下表の通りです(基本料金に加算/2026年10月時点)。
| オプション | 加算料金 | 機能 |
|---|---|---|
| 特定記録 | +210円 | 引受けを記録し追跡できる(補償なし) |
| 簡易書留 | +350円 | 追跡+損害賠償(原則5万円まで) |
| 一般書留 | +480円〜 | 追跡+損害賠償(10万円まで、以降加算で上限500万円) |
| 速達 | +300円〜 | 配達を早める(250gまで+300円、1kgまで+400円、4kgまで+690円) |
| 配達日指定 | +42円〜 | 配達日を指定(平日+42円、土日祝+270円) |
※追跡のみでよければ特定記録、補償も必要なら簡易書留、高額品は一般書留、というように用途で選びます。最新の加算料金は日本郵便公式ページでご確認ください。
よくある質問(FAQ)

Q1.定形外郵便はいくらですか?
A.規格内は50g以内140円から、規格外は50g以内260円からで、重量が増えるほど高くなります。規格内は1kgまで、規格外は4kgまで送れます。
Q2.何cm・何kgまで送れますか?
A.規格内は「34×25×3cm以内・1kgまで」、規格外は「3辺合計90cm以内かつ最長辺60cm以内・4kgまで」です。
Q3.定形外郵便に追跡は付けられますか?
A.標準では追跡は付きません。追跡したい場合は特定記録(+210円)、補償も必要なら簡易書留(+350円)を利用します。
Q4.ポストに入らないときはどうすればいいですか?
A.ポストに入らない大きさ・厚さの場合は、郵便窓口に持ち込んで発送します。
Q5.何日で届きますか?
A.おおむね差出日の翌々日以降が目安です。お急ぎの場合は速達を利用します。
Q6.着払いはできますか?
A.定形外郵便に着払いはありません。受取人払いにしたい場合はゆうパックなど別のサービスを検討します。
まとめ
定形外郵便は、定形郵便の規格を超える郵便物を「規格内・規格外」の区分と重量で料金が決まる形で送れる、汎用性の高い発送方法です。料金・サイズを早見表で押さえ、追跡や補償が必要ならオプションを付け、コストや用途によってはレターパックなど他の方法と比較して選ぶのが失敗しないコツです。日常の発送業務では、封筒や梱包資材をまとめて備えておくとスムーズに対応できます。
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