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更新日:2025年2月27日

ボルトとナットとは?両者の違いと種類・規格・使い方を紹介

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ボルトとナットは、パーツをつなぎ合わせるために広く使われている部品です。家具の組み立てやタイヤ交換などでも使用しますが、種類が多く「どれを選べばよいかわからない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

本記事では、ボルトとナットの概要や種類、規格について解説します。また、使い方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ボルトとナットの違いと特徴

基本的に、ボルト(画像右)とナット(画像左)はセットで使用する部品です。

ボルト(画像右)は、ネジの仲間で対象物を締結する際に役立ちます。金属の軸にらせん状の切り込みが入っており、一端に六角形や四角形などの形状をした頭が付いている点が特徴です。

一方で、ナット(画像左)は、ボルトの切り込みに合致する穴が開いています。ナットの穴にボルトの軸を差し込み、回転しながら締め付ける仕組みです。ナットには、穴が貫通した「貫通ナット」と貫通した穴がなく袋状になった「袋ナット」、手で締めたり緩めたりするための羽根が付いた「蝶ナット」など複数の種類があります。

ボルトの特徴

ボルトは、「おねじ(雄ネジ)」とも言われ、一般的には、ナットをはじめとする「めねじ(雌ネジ)」が切られた部品と組み合わせて使用します。

ボルトと類似した部品としてビスがありますが、ビスは雌ネジとセットでは使いません。ビスの頭部にはプラスやマイナス状の切り込みが入っており、先端が尖っています。先端を対象物に打ち込んで、ネジを切りながら固定します。

ボルトを探す

ナットの特徴

ナットは「めねじ(雌ネジ)」のひとつで、ボルトやネジとセットで使用します。特に、ボルトを固定する際に用いるのが一般的です。ボルトと同様に、ナットにもさまざまな種類があります。一般的なナットが、六角形で穴が貫通している「六角ナット」や穴の片側が閉じている「袋ナット」などです。

その他、六角ナットにした部分に「つば」が付いた「フランジナット」や重量物を吊り下げる際に活躍するリング型の「アイナット」なども多く使われます。ナットには、ワッシャーが備わったタイプもあり、用途に合わせて選択することが大切です。

ナットを探す

ボルトとナットの使い方

ボルトは、対象物をナットやワッシャーで挟みながら、六角レンチやスパナなどで回して締めるネジの一種です。一般的に、8mmを超えるサイズをボルト、それ以下の小さいサイズを小ネジと言います。

ボルトの側面には、細かく溝が切られており、締めやすく工夫されている点が特徴です。また、縦方向の力に強く、一度締めたら簡単には抜けません。頭部の形状は多岐にわたり、六角レンチに適した六角ナットや、ドライバーで締めるのに便利な十字溝が入ったタイプもあります。

ボルトとナットは、建設現場や工場で多く使用されるほか、身近なものではおもちゃの組み立てやDIYでも広く用いられます。

ボルトの種類

ボルトには、六角ボルトやアイボルト、蝶ボルトなど多様な種類があります。ここでは、主なボルトを8種類紹介します。

六角ボルト

建築現場や工場、日常的にも広く使われている種類がボルトの代表格である「六角ボルト」です。名称の通り、頭部の形状が六角形になっており、レンチやスパナで締め付けられます。強度が高く、締め付けや緩める頻度が多い場所に適しています。

また、サイズや材質のバリエーションが豊富にある点も六角ボルトの特徴です。例えば、ステンレスや鉄のほか、樹脂で作られた六角ボルトもあり、用途に合わせて選択できます。

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六角穴付きボルト

六角穴付きボルトは、「キャップボルト」や「キャップスクリュー」とも呼ばれ、頭部に六角形の穴が開いているタイプです。締め付けや緩める際は、穴に六角レンチを差し込んで作業します。

六角ボルト同様に締結強度が強い上に、頭部が突出していないため、狭い場所で使うケースなどで使用されるのが一般的です。また、目立たない形状のため、デザイン性を重要視する製品に向いています。特に、小型の装置や電気製品の取り付けに最適です。

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アイボルト

アイボルトは、頭部にリングが備わっているタイプのボルトです。アイボルトの「アイ」は「目の」英語表記である「EYE」という意味があり、リング部分を目に見立てています。

一般的なボルトは、材料を締め付けるために使われますが、アイボルトを使用する目的は重量物の吊り下げです。リングにワイヤーやフックを取り付けて、重い材料や機械類、品物などを持ち上げられるため、工事や建築現場で活用されています。

アイボルトには荷重に対する保障が設定されており、安全性の高さは突出した特徴です。コンクリートに埋め込んだアイボルトにチェーンを引っ掛けると、バイクの盗難防止にも役立ちます。

蝶ボルト

蝶ボルトは、頭部に2枚の羽根のような取っ手が付いたボルトで「ウィングボルト」とも呼ばれます。

一般的なボルトは工具を使いますが、蝶ボルトは手で容易に締められる点が特徴です。例えば、看板や照明器具、医療機器など迅速な作業が求められる現場や、頻繁に脱着する場合に使われます。

ただし、六角ボルトや六角付きボルトなどと比べて締結強度が劣るため、しっかりと固定する必要がある場所には適しません。

蝶ボルトを探す

皿頭ボルト

皿頭ボルトは、頭部が平らな皿のような形状になった六角穴付きボルトです。「皿ボルト」とも呼ばれ、締め付ける際は六角レンチを使用します。

締め付けた後は、材料の表面に突出しないため、出っ張りを避けたい製品や狭い場所などに最適です。出っ張りがない点では皿小ネジと類似していますが、皿頭ボルトは六角レンチで締め付ける特性から、より強度が求められる場所に適しています。

ボタンキャップボルト

ボタンキャップボルトは、頭部が半球形になった六角穴付きボルトです。六角穴付きボルトと比べて頭の高さが低く、幅が広い設計になっており、目立たせたくない場所に使われます。

また、六角レンチを使って締め付けるため締結強度が強く、ドライバーを使用できない場所で使うのに便利です。

Uボルト

Uボルトは、名称の通り「U」の形をしているボルトです。両端に雄ネジが切られており、主に配管を固定する際に使われます。

一般的なボルトは、ボルト自体を回して締め付けますが、Uボルトは壁や材料の反対側から両端にナットを組み合わせて、挟むように固定する仕組みです。屋外の配管を設置する際に使用する場合には、錆びにくいステンレス素材を利用します。

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スタッドボルト

スタッドボルトは、頭部がなく、両端に雄ネジが切られた軸のみのボルトです。「植え込みボルト」とも呼ばれ、片方を機器や装置に取り付け、反対側に部品を取り付ける際に役立ちます。車両のマフラーや車軸フランジ、ホイールなどに使うケースが一般的です。事前に必要なネジの長さがわからない場合に重宝します。

硬度が高く、摩耗しにくい点が特徴であり、頻繁に着脱する部品や切削加工する工具の固定にも最適です。

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ナットの種類

ボルトと同様に、ナットにもさまざまな種類があります。ここでは、主なナットを5種類解説します。

六角ナット

日常生活の中でも多く見られるナットが、ドーナツ型をした六角ナットです。締め付けたり緩めたりする際は、主にスパナを使って作業します。

穴が貫通しておりボルトとセットで使用した場合は、ボルトの先端がナットから突き出るため、人や物と接触しにくい場所で使われます。

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袋ナット

袋ナットは、六角ナットの片側が閉じた仕様で、締め付けた際にボルトの先端が突き出ません。これにより、六角ナットと比べて安全性が高く、自動車や自転車、トイレの部品などに多く使われています。

また、見栄えがよいため「化粧ナット」と呼ばれることもあり、目につきやすい場所に最適です。踏んでも靴に傷がつきにくいため、鉄道や橋、道路などで使用する際にも役立ちます。ただし、ボルトの軸が長過ぎると締めにくいため、ネジ部分の長さに留意して選ぶ必要があります。

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フランジナット

フランジナットは、六角ナットとワッシャーが組み合わさった形状のナットです。

ワッシャーとは、ネジやボルトで締め付ける際に、対象物との間に挟む金属板で、緩みを抑える効果があります。六角ナットを使用する際には、ワッシャーを挟みつつ締め付ける方法が一般的です。

フランジナットは、はじめからワッシャーが備わっているため、簡単に取り付けられます。また、ワッシャーの効果により、緩みを防止できるほか、ボルトの座面積が増えることで圧力が分散し、部材のダメージの低減が可能です。締結状態が安定するため、長期間締め付けておきたい場所に向いています。

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アイナット

アイナットは、アイボルトと同様にリングが付いています。そのため、重量物を吊るしたり引っ掛けたりする際に役立つナットです。

アイボルトとの大きな違いは、内ネジが備わっていることと、アイボルトよりも締め付けの強度が高いことです。

蝶ナット

蝶ナットは、蝶ボルトと同じく2枚の羽根があり、工具を使わずに締め付けや緩める作業ができます。工具が不要なため、頻繁に取り付けたり取り外したりする場所に最適です。

ただし、ほかのナットと比べると強度が低い点がデメリットであり、しっかり固定したい場所には適しません。主な使用箇所としては、折りたたみ式看板や楽器のシンバルを立てるスタンド、照明器具などが挙げられます。

蝶ナットを探す

ボルトとナットの締め方

ボルトとナットを締める際、どちらを回せばよいかと悩む方もいるでしょう。ナットを回した方がボルトに傷がつきにくく、ボルトが破断して分離するといった危険を回避できます。また、ナットはボルトよりも軽量で回しやすく、電動工具のバッテリーを長持ちさせるメリットがあります。

ナットを二つ使うダブルナットはボルトの緩みを防止するのに最適です。ここからはダブルルナットの締結の仕方を解説します。

1.下ナットを締める

ダブルナットを使う際は、下ナットを正転して軽く締めます。このとき、きつく締め過ぎず固定する程度にしましょう。また、下ナットのネジ山とボルトのネジ山が接していることが大切です。

2.上ナットを締める

ナットが回転しないよう固定して、上ナットを締め付けましょう。上ナットより下ナットは摩擦力が減るため、締め付け力がなくなります。ただし、この状態で締め付けが完了すると、下ナットに締め付け力が不足して、ダブルナット本来の効果を得られません。

3.上ナットを固定し下ナットを逆回転に締める

最後に、上ナットを固定しながら下ナットを逆回転させます。上側と下側のナットの間にロッキング力が発生するため、ダブルナットの持つ効果を活用きます。ダブルナットの使用時には、上記手順を守りしっかり締結してください。

まとめ

ボルトとナットはいずれも対象物を締結するのに役立つパーツですが、種類が豊富にあるため、状況や用途に合わせて選ぶ必要があります。また、締結強度を高めるには、締結方法に留意することも大切です。ボルトとナットの種類や正しい締結方法を把握した上で、安全にも配慮した上で作業をしてください。

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