アスクル

お届け先
〒135-0061

東京都江東区

変更
あとで買う

お届け先の変更

検索結果や商品詳細ページに表示されている「お届け日」「在庫」はお届け先によって変わります。
現在のお届け先は アスクルの本社住所である、
東京都江東区(〒135-0061)
に設定されています。
ご希望のお届け先の「お届け日」「在庫」を確認する場合は、以下から変更してください。

アドレス帳から選択する(会員の方)
ログイン

郵便番号を入力してお届け先を設定(会員登録前の方)

※郵便番号でのお届け先設定は、注文時のお届け先には反映されませんのでご注意ください。
※在庫は最寄の倉庫の在庫を表示しています。
※入荷待ちの場合も、別の倉庫からお届けできる場合がございます。

  • 変更しない
  • この内容で確認する

更新日:2025年2月27日

ドライヤーの寿命は?長持ちさせるコツや買い替えサインも解説

  • X
  • Facebook
  • Line

記事をシェアする

理容室や美容院、温浴施設などで欠かせない機械設備といえばドライヤーです。一般家庭にもなじみ深い家電ですが、業務用途で用いる場合にはいくつか注意するべきポイントがあります。この記事では、ドライヤーの寿命や見極めのサイン、長持ちさせるためのコツなどについて詳しく解説します。

ドライヤーの平均寿命と使用頻度の関係

多くの家電がそうであるのと同じように、電気製品であるドライヤーはいつまでも使用し続けられるわけではありません。寿命が近づくと、さまざまな不具合が起こるようになります。

一般的なドライヤーの寿命は3~4年ほど

一般的に、ドライヤーの平均寿命は約3~4年とされています。使用時間だと約130~140時間です。この期間は、ドライヤーの中で最も寿命が短い部品であるモーターの耐用年数に起因しています。モーターは使用するごとに最も消耗する部品であるためです。何らかの理由でモーターが使用できなくなってしまった場合、ほかの部品に問題がなくてもドライヤーは使えなくなります。

使用頻度と寿命の関係

重要なポイントは、実際の寿命は使用頻度によって異なるということです。理美容院では1日に複数回長時間使用しますし、福祉施設や温浴施設では多数の利用者が頻繁に使用します。これらの施設ではドライヤーの寿命が数カ月から1年程度になることも珍しくありません。

140時間(8,400分)が寿命のドライヤーにおける使用頻度と寿命の関係は以下の通りです。

  • 毎日10分使用する場合:(8,400分÷(10分×週7回×52週))=約2.3年
  • 毎日60分使用する場合:(8,400分÷(60分×週7回×52週))=約5カ月

ドライヤーの寿命が近づいたサイン

ドライヤーの寿命が近づいているかどうかは、以下のポイントから見極められます。

風量の低下

ドライヤーはさまざまな理由で風量が低下することがあります。その理由のひとつとして挙げられるのが、モーターの劣化です。モーターはドライヤーの中で最も負荷がかかる部品であり、先に説明したように使用時間とともに性能が劣化していくからです。

特に理美容院や温浴施設などの場合、風量の低下はさまざまな問題を引き起こします。例えば、ドライヤーでの乾燥時間が長くなれば、1日に対応できる顧客数が減少します。そうすれば店の売り上げに悪影響を与えることはいうまでもありません。顧客満足度やリピート率の悪化にもつながります。

温度の異常

ドライヤーの温度異常も、寿命が近づいていることを示す重要なサインのひとつです。ドライヤーの温度が上がらない場合、内部の重要な部品が劣化している可能性を疑ってみましょう。例えば、温度ヒューズの劣化が挙げられます。安全装置である温度ヒューズは、異常な高温を感知すると回路を遮断します。しかし、経年劣化によりこの温度ヒューズが溶断してしまうと、温度が上がらなくなってしまいます。そのような場合は、温度ヒューズの交換が必要です。

また、温度が異常に高くなる場合には、吸込口や吹出口にホコリなどの異物が付着していないかよく確認しましょう。ホコリが詰まると空気の流れが阻害されてしまい、風量が減少します。風量が減少するとヒーターで熱せられた空気が内部にとどまる時間が長くなるため、温風の温度が通常よりも高くなるというわけです。

通常、内部温度が異常に上昇するとサーモスタットという過熱防止機能が働き、自動的に温風が冷風に切り替わります。しかし、過熱防止機能が故障していると、熱いままになります。このような症状が頻繁に起きる場合は発火の危険性もあるため要注意です。

焦げ臭いにおい

ドライヤーから焦げ臭いにおいがする場合、何らかの問題が発生している可能性があります。モーターの焦げ付きか、あるいは内部配線の損傷です。また、吸込口や吹出口に溜まったホコリや髪の毛が高温で燃えている可能性もあります。

そのため、焦げ臭いにおいを感じたら直ちにドライヤーの使用を中止しましょう。そうしてコンセントから電源プラグを抜くことが大切です。

焦げ臭さを感じたにもかかわらず継続使用すると発火や火災のリスクがあるだけでなく、感電のリスクや髪にダメージを与えてしまうリスクも高まります。安全を第一に考え、適切な対応をとりましょう。

異音の発生

イオン機能が搭載されているドライヤーの場合、送風時に「パチパチ」「ジー」といった音が出る場合があります。そうした音については説明書にも記載がされているため、問題ありません。

しかし、ドライヤーから説明書に記載のない異音が発生する場合は要注意です。まずはドライヤーの吸込口や吹出口をきれいに掃除してみましょう。内部にホコリや髪の毛が溜まっている可能性があるからです。

それでも改善しない場合、別の理由が考えられます。例えば、内部部品の損傷やモーターの異常です。内部部品が壊れている場合、送風時に「カラカラ」といった音がします。モーターのベアリングが摩耗している場合には、「キーン」という音がします。このような場合は使用によって発火するリスクがあるため、即座に使用を中止してください。

ドライヤーを長持ちさせるコツ

ドライヤーを長持ちさせるためには、以下のような方法が有効です。

定期的に掃除する

フィルタや吸込口、吹出口は定期的に清掃しましょう。ホコリや髪の毛が溜まるとドライヤーの性能が低下してしまうためです。また、溜まったホコリや髪の毛がファンやモーターに絡み付き、焦げ臭さや火花の発生につながる危険性もあります。

吸込口を清掃する場合は、フィルタ表面に付着したホコリや髪の毛をティッシュや古い歯ブラシで取り除きましょう。内部は掃除機で吸い取るのがおすすめです。吹出口にあるホコリや髪の毛は、冷風設定で送風しながら綿棒でかき出しましょう。

一般家庭用のドライヤーの場合、清掃頻度は月1回以上が推奨されています。使用頻度が高い業務用ドライヤーの場合、より頻繁に清掃するのがおすすめです。

適切に保管する

使用後のドライヤーは適切に保管しましょう。特に、湿気の多い環境での保管はドライヤーの寿命を縮める要因となります。浴室や洗面所などは避け、風通しのよい乾燥した環境で保管しましょう。湿気を取り除くため保管用の袋やケースにシリカゲルパックを入れると効果的です。また、使用後は電源プラグをコンセントから抜き、本体が完全に冷めてから保管しましょう。

コードの扱い方もドライヤーの寿命に影響を与える重要なポイントです。よくやりがちなことですが、コードを本体などにグルグル巻き付けるのは避けましょう。コードを傷める原因となります。

スイッチを切る前に冷風にする

ドライヤーを使用した後、スイッチを切る前に冷風に切り替えましょう。温風で使用した後のモーターを冷風で冷却することで内部部品の熱ストレスを軽減し、寿命を延ばせる可能性があります。

方法としては、まず髪を乾かし終わったら冷風スイッチに切り替えます。次に、30秒程度冷風を出し続けましょう。その後、電源スイッチを切ります。冷風を出す時間はドライヤーの使用時間によります。長くドライヤーを使用した場合は少し長めに冷風を出すようにしましょう。

ドライヤーの選び方

これからドライヤーを買い替える場合には、以下のようなポイントに注目して選びましょう。

風量と温度調節機能

新しいドライヤーを選ぶ際、まず重要なのは風量と温度調節機能です。

風量に関しては、一般的なドライヤーの風量は1.3㎥/分が目安とされています。風量が強いドライヤーを選ぶ場合は、1.5㎥/分以上の製品を選びましょう。大風量のドライヤーは、髪を素早く乾かすことで熱によるダメージを軽減できます。また、多くのドライヤーが「高・中・低」のような3段階程度の調節機能を備えています。より詳細な温度調節が可能な製品や自動で温度調節を行う高機能な製品もあるので、用途に即して選びましょう。

一般的に、業務用途では高い性能が求められます。そのため、理美容院や福祉施設、温浴施設などでは風量の大きいドライヤーや細かな温度調節が可能なドライヤーがおすすめです。

また、ドライヤーの選択時には、これらに加えて搭載機能や重量、アタッチメントの有無、お手入れ方法、頻繁な使用に耐えられる耐久性なども考慮することが大切です。これらの要素を総合的に検討し、用途に合った最適なドライヤーを選びましょう。

ヘアケア機能

美容院や理容院の場合、搭載されたヘアケア機能はドライヤー選びにおいて非常に重要な要素です。ヘアケア機能には以下のようにさまざまなものがあります。

  • マイナスイオン機能:髪に艶や潤いを与える機能です。空気中の水分をイオン化することで髪の内側まで潤いを届けます。
  • 遠赤外線機能:髪を内側からじんわりと温め、水分を内包したまま乾かす機能です。頭皮の血行改善も期待できます。
  • スカルプ機能:頭皮にダメージを与えない60℃程度の優しい温度で髪や頭皮を守ります。
  • 冷風機能:その名の通り、冷風を出す機能です。冷風にはキューティクルを引き締める効果があります。

これらの機能を総合的に検討して選ぶことが大切です。

価格と性能のバランス

ドライヤーを選ぶ際には、価格と性能のバランスを重視しましょう。なぜなら、ドライヤーは価格帯が非常に広い商品だからです。安価なモデルもありますが、その場合は基本的な機能しか搭載していないことが多いです。長期間の使用やヘアケア機能を重視するのであれば、それに見合った適切な価格帯の製品を選ぶ必要があります。価格が高い新製品のドライヤーには、先進的な技術が搭載されていることも珍しくありません。

また、高機能なドライヤーの中には耐久性が優れているものもあります。そのようなドライヤーであれば、長期間使用することで結果的にコストパフォーマンスがよくなるかもしれません。商品価格だけでなく、使用可能な期間やメンテナンスのしやすさなどもよく考えることが大切です。

まとめ

ドライヤーには寿命があり、その長さは使用時間や使用頻度によって異なります。故障の兆候が見られる場合には使用を中止し、買い替えを検討しましょう。ドライヤーにはさまざまな価格帯の製品があり、搭載機能も多種多様です。アスクルでも多くのドライヤーを取り扱っているので、お探しの方はぜひ参考にしてください。

ドライヤーを探す

  • X
  • Facebook
  • Line

記事をシェアする

あわせて読みたい!関連&新着記事

パソコンのデータ移行のやり方は?外付けストレージで安全に移行する方法

電池の種類を解説!用途に合わせた選び方やアルカリとマンガンの違いも

適切なタイヤ交換時期は?判断の目安・見分け方を紹介

エクセルで印刷範囲を設定する方法を解説!うまくいかない時の対処法も

商品の選び方まるわかりガイド&おしごとお役立ちコラム集に戻る

商品リクエスト

お探しの商品のお取り扱いがなく、申し訳ございません。
今後の商品選定の参考にさせていただきますので、以下へご希望商品のリクエストをご入力ください。

メーカー名 必須
商品名 必須
メーカー型番 必須
JANコード 任意
コメント 任意

リクエストいただいた商品のお取り扱いをお約束するものではなく、アスクルから個別の回答はしておりません。予めご了承ください。
また、お客様の個人情報は入力されないようお願いいたします。

リクエストありがとうございました

Thanks!!

    初めての方へ

    法人は初回1,000円(税込)以上で配送料当社負担。※一部の商品・パプリの商品を除く 最短でご注文当日お届け! お支払いはまとめて月1回 カード払いもOK! 100円につき、1ポイント貯まる
    新規登録

    初めての方へ