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更新日:2024年11月28日

補聴器と集音器の違いは? 機能とメリット・注意点を解説

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補聴器と集音器のどちらを購入すればよいか悩んでいる方も多いでしょう。購入する際に、それぞれのメリット・デメリットは非常に重要なポイントです。本記事では、補聴器と集音器の違い、調整方法、購入方法、価格、そしてそれぞれの機能について詳しく解説します。

補聴器とは? 機能を解説

補聴器とは、難聴や聞こえに不自由を感じる人々のために設計された医療機器で、厚生労働省から認定を受けた「管理医療機器」に分類されます。

「管理医療機器」とは、人の生命や健康に影響を与える可能性があるため、適切な管理が必要とされる医療機器です。これにより、補聴器は厳格な品質基準や安全基準をクリアしている製品となっています。また、補聴器の製造や販売を行う企業も認定を受けなければならず、消費者保護の観点から販売や広告活動にも一定の制約が設けられています。

補聴器の最大の特長は、個々の聞こえにくい音だけを選んで増幅し、騒音を抑える調整機能が備わっている点です。これにより、日常生活の中で重要な音だけを効率よく聞き取ることが可能です。 補聴器にはいくつかのタイプがあり、代表的なものとして「耳あな型」「耳かけ型」「ポケット型」があります。

耳あな型は、耳の穴にぴったりと収まるタイプで、マスクやメガネ、帽子の使用を邪魔しないのが特長です。補聴器のマイクが耳の穴の入り口にあるため、より自然な音をとらえやすい点も利点です。

耳かけ型は、耳の後ろにかけて使うタイプで、初心者にも扱いやすく、さまざまなデザインやカラーが揃っています。軽度から重度難聴まで幅広く対応できるため、多くの人に利用されています。

ポケット型は、本体をポケットなどに入れ、本体とコードでつながったイヤホンを耳に入れて使用します。本体を手元で操作できるため、操作が簡単であり、高出力が得られるため、重度難聴の方にも対応可能です。

集音器とは? 機能を解説

集音器とは、周囲の音を一律に増幅する機器で、「一般家電(音響機器)」に分類されます。そのため、家電量販店やインターネット通販で手軽に購入でき、価格も比較的安価です。主にテレビの視聴や会話など、日常生活での聞こえの補助として使用されます。

ただし、集音器は音を均等に増幅するため、大きな音や騒音もそのまま増幅されてしまうことがあります。これにより雑音が増え、かえって聞き取りが難しくなる場合もあるため、難聴の方には必ずしも適しているわけではありません。特に難聴が進んでいる場合、集音器を使用することで聴力がさらに悪化する可能性があるため、使用には注意が必要です。

集音器にはさまざまなタイプがあり、それぞれに特徴があります。代表的なものとして、「耳かけ型」「耳あな型」「ポケット型」「骨伝導型」が挙げられます。

まず、耳かけ型は耳の外側にかけて使用するタイプで、ボタンひとつで音量調整が可能なため、操作が非常に簡単です。また、耳にしっかりと固定できるため、落下によるトラブルを避けたい方に向いています。

次に、耳あな型は耳の穴に挿入して使用するタイプです。サイズがコンパクトで目立ちにくく、外見を気にする方には特におすすめです。ただし、水に弱かったり、ハウリングが発生しやすかったりするため、耳の形や環境にあった製品を慎重に選ぶ必要があります。

ポケット型は、携帯ラジオのような箱型の本体にイヤホンを接続して使用します。サイズが大きいため紛失のリスクが少なく、操作もしやすいのが特長です。また、比較的安価な価格帯の製品が多く、手軽に購入できる点も魅力です。

最後に、骨伝導型は耳を塞がずに使用できるタイプです。耳の近くの骨に振動を与えることで、音を内耳に直接伝える仕組みです。首の後ろにかけるスタイルで、耳を圧迫しないため、鼓膜への負担が少ないという利点があります。特に、耳だれや鼓膜に問題がある方に適しており、快適に使用できます。しかし、音の伝わり方が通常の耳を通した聞こえ方とは異なるため、不自然に感じる場合があったり、使用部位によって聞こえ方が変わったりすることもあります。

【調整方法】補聴器と集音器の違い

補聴器と集音器は、どちらも音の聞こえを補助する機器ですが、その調整方法に大きな違いがあります。以下では、それぞれの調整方法について詳しく解説します。

補聴器の場合

補聴器は、難聴の人のために周波数ごとに音の調整が可能な医療機器です。高音が聞こえにくい人には高音を、低音が聞こえにくい人には低音を適切に補正し、聞き取りやすい音に調整します。また、補聴器には雑音を抑える機能が備わっており、特に雑音が多い環境では周囲の騒音を最小限に抑え、会話や必要な音を強調してくれます。これにより、静かではない場所でも大事な音が聞き取りやすくなり、日常生活がより快適に過ごせるようになります。

補聴器の調整は、専門的な知識を持つスタッフが行います。購入前に聴力検査を実施し、聞こえの状態を詳細に把握した上で、個々のニーズにあわせた設定が行われます。これにより、ユーザーの聞こえに最適な音質を提供し、難聴の人にとって高い満足感と安心感を得られます。

補聴器の購入後も、使用者が快適に利用できるよう継続的なサポートが行われます。聴力の変動やライフスタイルの変化に応じて再度調整を行い、その時々の聞こえにあわせた補聴器を作り上げていきます。これにより、購入後も常に最適な聞こえを維持でき、長期間にわたって安心して使用可能です。

集音器の場合

集音器は、補聴器と異なり、個別の周波数ごとに音を調整する機能がありません。一般的に、全体の音を一律に増幅するため、会話のような小さな音だけでなく、周囲の雑音も同時に大きくなります。これにより、特に騒がしい環境では会話が聞き取りにくくなる可能性もあります。

さらに、集音器には定期的なメンテナンスや専門的な調整サポートがないため、長期的な使用においては不便さを感じることもあるかもしれません。

【購入方法】補聴器と集音器の違い

補聴器と集音器は、販売方法や購入までの手続きが大きく異なります。以下では、それぞれの販売方法について詳しく解説します。

補聴器の場合

補聴器は「管理医療機器」として扱われており、購入するには医療機関での診断が必要です。まず、耳鼻科などの医療機関で問診や診断、聴力検査を受け、補聴器の必要性があるかどうかを判断します。補聴器が必要だと判断されれば、診断書をもらって補聴器を購入します。

補聴器の購入は、保健所から許可を得た補聴器専門店や、一部のメガネ店で可能です。どの補聴器が適しているか相談し、個々の聞こえの状態にあわせた機器を選定します。これらの店舗では、補聴器外来や認定補聴器技能者が常駐しており、購入後の細かな調整や聞こえに関する相談も受けられます。補聴器は精密機器であり、使用者ごとに細かな調整が必要なため、対面販売が基本です。

このように、専門的なカウンセリングやアフターサポートが充実している点が、補聴器販売の特長です。

集音器の場合

一方、集音器は「一般家電(音響機器)」に分類されており、購入の手続きが補聴器とは大きく異なります。医療機関の診断や専門店での相談は不要で、家電量販店やオンライン通販などで購入可能です。補聴器に比べて購入のハードルが低く、気軽に試せます。また、一部のメガネ店や補聴器専門店でも取り扱いがあるため、近隣の店舗で実際に手に取って確認することも可能です。

【価格】補聴器と集音器の違い

補聴器と集音器は、価格面でも大きな違いがあります。以下では、それぞれの価格について解説します

補聴器の場合

補聴器の価格は、性能や機能に応じて大きく異なりますが、一般的には10万〜30万円程度の価格帯で販売されています。補聴器は、専門家による聴力測定や微細な調整が必要であり、これらの専門的なサービスやアフターサポートが価格に反映されています。また、購入後も定期的な調整やメンテナンスが行われるため、集音器よりも高額になる傾向です。補聴器に健康保険は適用されませんが、購入に際して医療費控除の対象となります。

集音器の場合

集音器は、補聴器に比べてはるかに低価格で購入可能です。相場としては1万〜3万円程度が一般的であり、家電量販店やインターネット通販で手軽に購入できるのも特長です。補聴器と異なり、専門的な調整やアフターサポートが不要であるため、初期費用を抑えたい人や、軽度の聞こえのサポートを目的とした利用には適しています。

補聴器のメリット・デメリット

補聴器を使用するにあたっては、メリットとデメリットの両面があります。以下では、それぞれ詳しく紹介します。

メリット

補聴器の最大のメリットは、音を自然に調整できる点です。補聴器は個々の聴力にあわせて特定の周波数を補正し、日常生活で重要な音や会話をはっきりと聞き取れるようサポートします。また、補聴器には雑音抑制機能が備わっており、騒がしい環境でも必要な音を優先的に強調してくれるため、使用者はストレスなく音を聞き取れるようになり、コミュニケーションの質が向上します。

さらに、補聴器は医療費控除の対象となり、購入時の費用を税金控除として申請できます。控除を受けるためには、補聴器相談医から「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」を受け取り、その写しと補聴器購入時の領収書を保管し、確定申告で申請する必要があります。

デメリット

一方で、補聴器にはいくつかのデメリットもあります。まず、価格が高く、一般的に10万〜30万円程度の費用がかかります。さらに、補聴器を装着していると目立つ場合があり、特に耳かけタイプは外見を気にする人にとって気になる点です。また、耳に装着する際に邪魔に感じることもあり、日常的な使用において不便さを感じることがあります。

加えて、補聴器を購入する際には、医療機関での診断や専門店での調整が必要で、購入手続きが複雑です。このプロセスに時間がかかり、すぐに入手できないことがデメリットと感じる人もいるでしょう。

集音器のメリット・デメリット

補聴器と同様、集音器にもメリット・デメリットがあります。以下では、それぞれ詳しく紹介します。

メリット

集音器の最大のメリットは、手軽に購入できる点です。家電量販店やオンラインで簡単に入手でき、補聴器のような医療機関での診断や、専門店での調整を必要としません。また、価格も1万〜3万円程度と比較的安価であり、補聴器に比べると手に取りやすいです。さらに、集音器は補聴器ほど目立たず、装着していることが周囲に気づかれにくいのも利点のひとつです。

デメリット

集音器は周囲の音を全体的に増幅するため、騒がしい環境では効果を感じにくいことが多く、補聴器のように雑音をカットして必要な音だけを強調する機能がありません。このため、難聴が進行している場合や、特定の周波数を調整したい場合には、集音器では満足のいく効果を得られない可能性があります。

さらに、集音器の使用に慣れるまでには時間がかかることも多く、特に初めて使う人は最初の段階で違和感を覚えることがあります。

補聴器と集音器を選ぶ際のポイント

補聴器と集音器は、それぞれニーズに応じて使い分けるべき機器です。以下では、選ぶ際に注意すべきポイントを紹介します。

自分の症状にあった方を選ぶ

自分の聞こえの状態に応じて、補聴器か集音器を選ぶことが大切です。軽度の聞こえづらさには集音器でも対応可能です。ただし、音を全体的に増幅するため、難聴の進行をかえって進める可能性がある点には注意しましょう。

一方、補聴器は管理医療機器であり、特定の音域に聞こえづらさを感じていたり、医師から診断を受けたりした場合に適しています。特に、日常生活に支障をきたすような難聴がある場合、補聴器はその人の聴力にあわせて細かく調整されるため、より快適な生活をサポートします。

耳鼻科の先生に診断してもらう

補聴器と集音器の選択に迷った際は、耳鼻咽喉科での診断を受けることが推奨されます。補聴器相談を行っている耳鼻咽喉科では、まず問診と聴力検査を通じて、聞こえの状態や難聴の程度が正確に判断されます。この診断結果に基づき、医師は補聴器の必要性を判断し、適切な補聴器の種類を提案してくれます。さらに、医師により補聴器が適切と判断された場合、補聴器を購入する際に必要となる「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」を作成してくれます。

まとめ

補聴器は管理医療機器として個別の調整が可能で、周波数ごとに音を最適化し、生活の質を向上させます。一方、集音器は音を一律に増幅し、手軽に購入できるのがメリットです。どちらを購入するかは、医師とよく相談して決め、自身の症状にあったものを選びましょう。

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