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更新日:2024年4月30日

スプレーガンで塗装を行う手順やコツを詳しく解説!製品の選び方も紹介

塗装を行うための道具として、ハケやローラーの他に、「スプレーガン」という選択肢もあります。しかし、「ハケやローラーで塗装を行う方法は理解しているが、スプレーガンの使用方法は把握していない」という方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、塗装を開始する前の準備やスプレーガンで塗装する手順、コツについて解説します。

スプレーガンの選び方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

スプレーガンとは?

スプレーガンとは、塗装を行う目的で塗料を噴霧する道具です。なお、スプレーガンは「エアスプレーガン」と「エアレススプレーガン」の2種類に大別されます。

エアスプレーガンは、塗料と「圧縮空気」を混合したうえで噴出させることにより、塗料を霧状にする道具です。それに対し、エアレススプレーガンの場合は、圧縮空気の力ではなく、「塗料そのもの」を圧縮して吹き付ける仕組みになっています。

塗装面に散布された微細な粒状の塗料は、粘着力によって互いに付着し、塗料膜が形成されます。

エアーブラシとの違い

スプレーガンと似ている道具に「エアーブラシ」があります。エアーブラシもスプレーガンと同様に塗料を霧状に噴霧する道具ですが、模型やイラストのような繊細さがより求められる塗装に向いています。

エアーブラシは、筆やハケでは表現しにくいグラデーションやぼかしなどの表現が可能な点も特長です。

スプレーガンで塗装する前の準備

スプレーガンで塗装する前には、以下に示すような準備を行う必要があります。

  1. スプレーガンでの塗装に必要な道具を揃える。
  2. スプレーガンで塗装を行う環境を整える。

それぞれについて詳しく説明します。

スプレーガンでの塗装に必要な道具を揃える

スプレーガンで塗装をすることを計画しているのであれば、以下のような道具を必要に応じて事前に揃えておきましょう。

  • スプレーガン
  • 塗料
  • ウエス(「手ぬぐい」くらいのサイズ)
  • ラッカーシンナー
  • 研磨紙・研磨布
  • 養生用のシート(または、新聞紙)
  • マスキングテープ
  • 塗料調整用の容器
  • 撹拌用の棒(または、割りばし)
  • ものさし(50cm程度)
  • 作業台

また、以下に示す「保護具」も用意してください。

  • 作業服
  • 作業帽
  • 保護メガネ
  • 防塵・防毒マスク(有機溶剤を扱うため、JIS規格品)
  • 保護手袋(耐溶剤手袋)

塗料を探す

ウエスを探す

ラッカーシンナーを探す

研磨紙・研磨布を探す

養生用シートを探す

マスキングテープを探す

塗料調整用の容器を探す

作業服を探す

保護メガネを探す

防塵・防毒マスクを探す

保護手袋を探す

保護具を装着しないまま作業をすると、目や呼吸器に霧状の塗料が付着・侵入し、健康に悪い影響をおよぼす可能性があります。必ず保護具を正しく着用したうえで塗装作業を開始しましょう。

スプレーガンで塗装を行う環境を整える

まず、上述した「保護具」をしっかりと着用しましょう。そのうえで、塗料を付着させたくない箇所に養生シートをかぶせたりマスキングテープを貼ったりしてください。

屋内で塗装作業を実施する場合は、換気をしかりとしましょう。換気が不充分な状態で作業をしていると、塗料に含まれる有機溶剤によって中毒になる可能性があります。また、可燃性ガスが充満し、引火・爆発の原因になる場合もあるので注意しましょう。

なお、換気設備のフィルターが目詰まりしていると、充分に換気できないケースもあるので、定期的に点検・清掃を実施することが大切です。

スプレーガンで塗装を行う手順

以下は、スプレーガンを用いた塗装作業の大まかな流れです。

  1. ラッカーシンナーを染み込ませたウエスなどを使用し、塗装面の汚れを除去する
  2. 塗装面が金属の場合は研磨剤、または研磨布で表面の錆を落とす
  3. スプレーガンのトリガーを1段引き、圧縮空気を吹き付けて表面のゴミ・ホコリを除去する
  4. スプレーガンで下塗りし、乾燥させる
  5. 下塗り用の塗料を乾燥させているあいだに、上塗り用の塗料の調整を行い、希望する色になるように混ぜ合わせる
  6. 下塗りした塗料が乾燥したら、研磨したうえで上塗りし、乾燥させる

乾燥するまでに要する時間は、塗料の種類や、気温・湿度などによって異なります。詳細については、塗料メーカーの公式サイトなどで確認しましょう。

スプレーガンで上手に塗装を行うためのコツ

以下は、スプレーガンで上手に塗装を行うためのコツです。

  • 塗装面に対して垂直になるように吹き付ける
  • スプレーガンを動かす速度を一定に保つ
  • 塗装面との距離を20cm程度に保持する
  • パターン幅の3分の1程度を重複させる

それぞれについて詳しく説明します。

塗装面に対して垂直になるように吹き付ける

斜めに傾いた状態で噴霧すると、塗りムラの原因になるので注意が必要です。

塗料を吹き付ける際は、塗装面に対して「垂直」になるようにスプレーガンを保持しましょう。ムラを防止できるほか、塗着効率がアップし、塗料の消費量の削減にも繋がります。

スプレーガンを動かす速度を一定に保つ

スプレーガンを動かす速度を一定に保つことも、ムラを防止するうえで重要です。なお、両端で遅く、中央で速くなりがちなので注意しましょう。

一定の速度で動かすのが苦手な場合は、スマホやデジタルカメラで動画を撮影したうえで、作業している様子をチェックすることもご検討ください。動画で確認すれば、動作のクセを把握・修正しやすくなります。

塗装面との距離を20cm程度に保持する

作業中は、スプレーガンと塗装面との距離が20cm程度になるように保持してください。20cmの目安として、「手の指を全開にした状態で、親指の先端から小指の先端まで」と覚えておくと良いでしょう。

「スプレーガンと塗装面の距離を遠くするほうが、広範囲に噴射できて効率的に塗装できるのでは」とお考えの方もいるかもしれませんが、スプレーガンと塗装面の距離が近いほうが塗着効率が高くなり、塗料の消費量も減少してしまいます。

パターン幅の3分の1程度を重複させる

噴射したスプレーが付着した箇所を観察すると、中央部分に比べて端のほうが塗料の付着量が少なくなることがわかります。

塗りムラを生じさせないようにするため、塗料が付着する範囲・幅の3分の1程度を重複させるようにスプレーガンを動かしましょう。

スプレーガンを選ぶときのポイント

スプレーガンを選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう。

  • スプレーガンのタイプで選ぶ
  • ノズルの口径で選ぶ
  • 塗料カップで選ぶ

各要素を考慮したスプレーガンの選び方について詳しく説明します。

タイプで選ぶ

上述したように、スプレーガンは、「エアスプレーガン」と「エアレススプレーガン」の2つのタイプに大別されます。

建物の壁や金属の機械、自動車、バイクなど多種多様な物体を塗装したいのであれば、エアスプレーガンがおすすめです。被塗物を選ばない万能タイプなので、選定に迷う場合は、エアスプレーガンを購入すると良いでしょう。

なお、エアレススプレーガンは圧縮空気を使わずに塗料自体を圧縮して吹き付けるタイプであり、空気を含まない分、一度に多くの塗料を出すことが可能です。広い面を塗装する場合は、エアレススプレーガンをお選びください。

ノズルの口径で選ぶ

ノズル口径とは、スプレーガンの先端にある、塗料を噴出する穴の直径のことです。口径が小さくなるほど、細かい塗装が可能になります。逆に、口径が大きくなるほど、広い面積を効率的に塗装できます。

また、使用する塗料の粘度によっても、適切な口径が変わります。一般的には、粘度が低い塗料を使用する場合は小口径ノズルを、粘度が高い塗料を使用する場合は大口径ノズルを選ぶと良いとされています。スプレーガンを購入する際は、塗装する対象物や塗料の粘度に適したノズル口径の製品を探してみましょう。

塗料カップで選ぶ

塗料カップとは、塗料を入れる容器のことです。なお、スプレーガンへの取り付け方の違いによって、「重力式」と「吸上式」の2種類に大別されます。

重力式は、スプレーガンの横または真上に塗料カップを取り付け、塗料の自重によって本体に供給される仕組みの製品です。少量の塗装でも最後まで吹き切ることが可能で、軽量な製品が多く作業しやすいことも魅力です。しかし、カップの容量が小さいため、広範囲の塗装には向いていません。

一方で、吸上式は本体の下部に取り付けたカップから、パイプなどで塗料を吸い上げる仕組みの製品です。大容量の製品が多く、広範囲の塗装に適していますが、重力式のスプレーガンに比べて重量が大きいことを認識しておきましょう。

「少量だけ塗装し、色替えの頻度が多い」という場合は、重力式のスプレーガンがおすすめです。「広範囲を塗装したい」という場合は、吸上式のスプレーガンを選ぶと良いでしょう。

まとめ

スプレーガンとは、塗料を噴霧する道具で、自動車やバイク、建物の塗装などさまざまなシーンで使用されます。スプレーガンを使用する際は、事前に保護具を着用したうえで、塗料を付着させたくない箇所を養生シートやマスキングテープなどで保護しておきましょう。

屋内で作業する場合は、充分に換気をする必要があります。換気が不充分な状態で塗装作業をすると、有機溶剤によって中毒になったり、引火・爆発の原因になったりするため注意しましょう。

また、スプレーガンは、「エアスプレーガン」と「エアレススプレーガン」の2種類に大別されるほか、塗料カップの取り付け方によっても「重力式」と「吸上式」に分類されます。用途に適したタイプのスプレーガンを選択・購入し、取扱説明書をしっかり読んだうえで塗装を開始することが大切です。

塗装をする際には、「塗装面に対して垂直になるように吹き付ける」「スプレーガンを動かす速度を一定に保つ」「塗装面との距離を20cm程度に保持する」「パターン幅の3分の1程度を重複させる」というコツ・テクニックを踏まえて、慎重に作業を進めましょう。

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