更新日:2026年3月12日
飲食店・オフィスを清潔に!ダスター(使い捨てふきん)の活用法と選び方

繰り返し使う布ふきんは、洗浄や乾燥、保管方法によって衛生状態に差が出やすく、高い衛生基準が求められる現場では管理の負担になることがあります。その点、使用後すぐに交換できるダスター(使い捨てふきん)は、清潔な状態を保ちやすく、衛生管理の効率化につながります。
本記事では、ダスターの導入メリットや種類ごとの特徴、用途に合った選び方、導入時のポイントについて詳しく解説します。
ダスターとは?

ダスターとは、テーブルやカウンターの汚れを拭き取る清掃道具のことです。台拭きやふきん、カウンタークロスなどとほぼ同義で使われますが、飲食店など業務用で使われる場合は、ダスターやカウンタークロスと呼ばれる傾向があります。
ダスターの多くは不織布で作られており、吸水性や吸着性に優れている点が特徴です。そのほか、マイクロファイバーや綿などで作られている物もあります。使い捨てタイプと繰り返し使えるタイプがあるため、用途によって使い分けましょう。
ダスター(使い捨てふきん)の活用メリット・デメリット

ここではまず、布製で繰り返し使用するふきんと比較して、ダスター(使い捨てふきん)を導入するメリットおよびデメリットを解説します。
メリット
ダスターを利用する主なメリットには、以下があります。
- 洗浄や除菌の手間がかからない
- 毎回新品を使用できるため、清潔に保てる
- 汚れが酷い場所もためらわずに拭ける
- さまざまな用途で利用できる
使い捨てダスターは、汚れたまま捨てられるため、洗浄や除菌の手間がかかりません。また、洗う必要がないため、汚れが酷い場所もためらわずに拭けるでしょう。
使い捨てダスターは、ふきん以外の用途にも活用できます。例えば、食器棚やフロアキャビネットに敷けば、食器やお鍋などで棚板に傷が付くことを防げるでしょう。また、冷蔵庫の野菜室に敷けば、野菜くずや汚れを冷蔵庫に落とさずにすみます。
デメリット
ダスターを活用するデメリットは、以下の通りです。
- コストがかかる
- ごみの量が増える
使い捨てダスターは使用するたびに捨てるため、継続的にコストがかかることは覚えておきましょう。また、使用量が増えるほど廃棄物も増加し、ごみの回収や分別、保管といった廃棄の手間がかかる点にも注意が必要です。
ダスター(使い捨てふきん)の種類別の特徴
使い捨てダスターには、主に以下の種類があります。
- 不織布タイプ
- マイクロファイバータイプ
- ロールタイプ
- 厚手タイプ
それぞれの特徴を確認し、用途に合わせて使い分けましょう。
不織布タイプ
不織布タイプは、使い捨てダスターとして最も一般的です。レーヨンやポリエステル、ナイロンなどの繊維を組み合わせ、シート状に加工して作られます。
不織布タイプの特徴は、速乾性に優れている点です。汚れ落ちも良く、ガスコンロや電子レンジなど、汚れが酷い場所にも気兼ねなく使えるでしょう。
一方で不織布タイプのダスターは、製品によって吸水性や耐久性に違いがあり、繰り返しの使用や食器拭きには向かない場合もあります。
マイクロファイバータイプ
マイクロファイバーは、ナイロンやポリエステルなどから作られた合成繊維です。マイクロファイバーの特徴である極細の繊維と、凸凹の断面は、汚れやごみをしっかりと吸着して拭き取れます。
また、マイクロファイバーは、速乾性や吸水性に優れている点も特徴です。そのため、飲み物をこぼしたときの片付けや、食器拭きに向いています。ただし、汚れや細かなごみが繊維の中に入り込んだ状態や乾拭きで使用すると繊維が固く傷つきやすいため、ガラスや漆塗りの食器、光沢があるテーブルなど傷が付きやすい物への使用は注意が必要です。
ロールタイプ
使い捨てダスターで人気なのが、ロールタイプです。100円ショップでの取り扱いもあり、コストパフォーマンスが良いタイプの一つです。キッチンペーパーのように巻かれた状態で販売されており、多くの商品はミシン目が付いており、ほとんどが不織布タイプです。
ロールタイプの特徴は、好きなサイズでカットして使用できる点です。掃除をしたい場所の大きさや用途に合わせて、ダスターの大きさを調整できるため、使い勝手に優れています。
厚手タイプ
使い捨てダスターには、厚手タイプもあります。厚手タイプは、通常のダスターと比較して、吸水性と耐久性が高い点が特徴です。そのため、広い範囲の掃除や台拭きに使用しても、破れることなく快適に使用できます。
厚手のダスターは、通常のダスターと比較して、値段が高い物がほとんどです。しかし、1枚で十分に汚れや水分を拭きとってくれるため、使用量は抑えられます。価格と機能のバランスを考えると、厚手タイプも高いコストパフォーマンスが期待できます。
用途に応じたダスター(使い捨てふきん)の選び方

ダスターを上手に活用するには、用途に応じて使い分けることが大切です。ここでは、以下の用途別に適したダスターを、詳しく解説します。
- 厨房・調理場で使用する場合
- 飲食店の席や共用スペースで使用する場合
- 清掃に使用する場合
それぞれを確認し、ダスター選びの参考にしましょう。
厨房・調理場で使用する場合
厨房や調理場の使用に適したダスターの特徴には、以下が挙げられます。
- 使い捨てである
- 高い吸水性がある
- 食品衛生法適合品である
厨房や調理場では、作業台や調理器具、食器の拭き取りや、調理中にこぼれた油や調味料などの吸い取りなどで、ダスターを使用します。油など頑固な汚れを拭きとることも多いため、使い捨てダスターのほうが、清潔に保てるでしょう。
厨房や調理場で使用するのであれば、食品衛生法適合品を選ぶことが望ましいです。食品衛生法適合品とは、食品衛生法に基づいた厚生労働省の告知「食品・添加物等の規格基準(厚生労働省告知第370号)」に適合した製品のことです。
食品の調理や加工を行う場所で使用する場合は、食品衛生法に適合しており、食品を扱う環境での使用に配慮された基準を満たしている製品を選ぶことが望ましいでしょう。
飲食店の席や共用スペースで使用する場合
飲食店の席や共用スペースでの使用に適したダスターの特徴は、以下の通りです。
- 使い捨てである
- 耐久性が高い
不特定多数の方が使用する状況では、使い捨てダスターが適しています。客席では短時間で清掃を繰り返すため、破れにくく、ある程度の耐久性がある素材を選ぶと作業がスムーズです。
清掃に使用する場合
清掃での使用に適したダスターの特徴は、以下の通りです。
- 使い捨てで値段が安い
- 汚れをキャッチしやすい
- 耐久性が高い
- ロールタイプである
清掃に使用する場合は、汚れたらすぐに捨てられる物が適しています。汚れたら速やかに廃棄できるよう、単価を抑えた製品が望ましいでしょう。
頑固な汚れの掃除に使用するのであれば、汚れをキャッチしやすく耐久性があるタイプが選択肢です。ただし、汚れを絡め取りやすい素材や耐久性が高い場合は、値段が割高になる可能性があることは覚えておきましょう。
清掃に使うのであれば、ロールタイプもおすすめです。ロールタイプであれば、清掃する場所に合わせて、最適なサイズに調整ができます。
ダスター(使い捨てふきん)導入時のポイント

ダスターを導入する際のポイントには、以下が挙げられます。
- 目的・用途に合わせて製品を選定する
- 使用頻度とコストのバランスを考える
- 衛生状態を守るためほこりなどが入らないように保管する
ダスターは、目的や用途に合わせて選び、使い分けることが肝心です。特に、厳密な衛生管理が求められる場面では、ゾーニングによりふきんを分けましょう。
使い捨てタイプの場合、未使用のダスターを衛生的に保管することも重要です。一時的に使用する場合はふきんハンガーなどを活用し、清潔に保ちましょう。
ダスター(使い捨てふきん)についてよくある質問

最後に、ダスターについてよくある質問と答えを紹介します。ダスターの使い方や種類に疑問がある方は、答えをしっかりと確認し、理解を深めましょう。
ダスターとふきんの違いは?
ダスターとふきんはほとんど同じ意味で使われるケースもありますが、使用される場面と素材によって、使い分けられることもあります。
「ダスター」は、飲食店など業務用で使用される場合に使われます。不織布などで作られており、使い捨てや頻繁な交換が想定されるものが一般的です。
一方、「ふきん」という呼び方は、家庭で使う場合もあります。一般的に、食器拭きや台拭きなどに使用する布製の物が該当します。
ダスターはどんな場面で使う?
ダスターは、調理台や食器、まな板の拭き取り、テーブル清掃、油汚れの除去などに多く使用されます。厨房や調理場、飲食店の席など、食品に直接触れる箇所の清掃に最適です。
ダスターを使用する方の中には、汚れや傷つき防止のため、食器棚やフロアキャビネット、冷蔵庫に敷く方もいます。
飲食店でのダスターの使い分けは?
飲食店でダスターを使用する際は、用途によって使い分けることが肝心です。「食品に触れる用」「食品に触れない場所用」といった区分けをした上で、ダスターの色で区別をしましょう。
具体的には、ピンクはテーブル・カウンターなどお客様が触れる場所、グリーンは椅子や床、ホワイトはまな板などの調理器具といったように、用途ごとに色を分けることで、衛生管理を徹底できます。
まとめ
ダスター(使い捨てふきん)は、主に飲食店などで使用される、業務用のふきんのことです。
不織布で作られた物が一般的ですが、マイクロファイバーを素材とする物もあります。また、ロールタイプや厚手タイプなど、種類もさまざまです。
ダスターを上手に活用することで、調理器具やテーブル、ガス台などをきれいに保てます。使用場所や用途に適したダスターを選び、衛生管理の行き届いた現場を実現しましょう。
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