更新日:2024年10月31日
ゴミ袋のサイズ・用途は? 容量以外での選び方も解説

ゴミ袋のサイズの種類を知り、用途に合う最適なものを選ぶことはゴミ袋の節約になり、コスト削減につながります。この記事では、ゴミ袋選びに悩んでいる方へ向けて、ゴミ袋のサイズに応じた用途を紹介し、さらにゴミ袋の選び方について解説します。
ゴミ袋のサイズと用途

ゴミ袋にはさまざまなサイズ(容量)があり、用途に応じて最適なサイズを選ぶことが重要です。まずは一般的なゴミ袋のサイズとその用途について紹介します。
10リットル未満
10リットル未満のゴミ袋で多いのは、5リットルと7リットルの2つのサイズです。5リットルはヨコ250×タテ350mmほど、7リットルはヨコ320×タテ380mmほどのものが一般的です。どちらもちょっとしたゴミを入れるのにちょうどよい大きさで、小さめのゴミ箱用やキッチンのクズ入れとしてよく使われます。また、黒色のものはトイレのサニタリーボックス用として利用されることが多いです。
10リットル
10リットルのゴミ袋の一般的なサイズはヨコ400×タテ500mm程度で、2Lのペットボトルが2~3本入るぐらいの大きさです。オフィスのデスク横や病院のベッド脇などで使われる個人用のゴミ箱に適しています。
20リットル
20リットルのゴミ袋の一般的な大きさはヨコ520×タテ600mm程度です。一般家庭の室内用ゴミ箱に適しているサイズで、一人暮らしであれば3~4日でいっぱいになります。また、少人数のオフィスの室内用ゴミ袋としてもよく使われる大きさです。
30リットル
30リットルのゴミ袋の一般的なサイズはヨコ500×タテ700mm前後で、人が集まるリビングやゴミが出やすい洗面所などに適しています。また、自動販売機のそばにある高さが低めのゴミ箱にもぴったりな大きさです。
45リットル
45リットルは家庭用ゴミ袋として最もよく使われる大きさです。一般的なサイズはヨコ650×タテ800mm程度です。扱いやすい大きさで業務用もあります。
70リットル
70リットルのゴミ袋のサイズはヨコ800×タテ900mm程度で、大量のゴミの収集や処分に最適です。90リットルだと大きくコストが気になる場合、70リットルにすることでコストカットが期待できます。
90リットル
90リットルのゴミ袋の一般的なサイズは900×1000mm程度で、飲食店やオフィスのゴミ収集によく使われます。一般家庭で使用する機会は少ないですが、大掃除の際のゴミ収集や、家電・家具の収納・梱包にも使える便利な大きさです。
120リットル
120リットルのゴミ袋の一般的なサイズはヨコ1000×タテ1200mm前後です。病院や大企業など規模の大きい事業所のゴミ回収に便利です。さらに大きい150リットルのゴミ袋は業務用のダストカートに適したサイズで、大きさはヨコ1300×タテ1200mmほどあります。
ゴミ袋の容量以外での選び方

ゴミ袋を選ぶときは容量以外だけで選ぶと失敗する恐れがあります。捨てるゴミの種類や量、用途によっては、容量だけでなく、素材や色、形状も考慮することで、使いやすさが格段にアップします。
素材
ゴミ袋の素材を確認することは耐久性や丈夫さに直結します。日本で主に使われているゴミ袋は、プラスチック素材のひとつである「ポリエチレン(PE)」を用いた高密度ポリエチレン(HDPE)製のゴミ袋と、「低密度ポリエチレン(LDPE)」のゴミ袋の2種類です。
高密度ポリエチレン製のゴミ袋は、かたくシャカシャカとした質感で、引っ張りに強く、重たいものを入れるのに適しています。ただし、引き裂き強度が弱く、切れ目が入ると縦に裂けるのがデメリットです。
一方の低密度ポリエチレン製のゴミ袋は、やわらかくてツルツルとした質感で、引っ張りや引き裂きに強いのが特長ですが、耐熱性に弱く、よく伸びます。
さらに地球にやさしいゴミ袋として注目を集めているのが、再生可能な有機資源を原料にした「バイオマスプラスチック」製のゴミ袋と、一定条件がそろうと分子レベルまで分解される「生分解性プラスチック」を用いたゴミ袋です。これらのゴミ袋は廃棄時の二酸化炭素排出量の削減や土壌汚染対策効果が期待でき、近年使用する企業や自治体が増えています。
色
ひと昔前までゴミ袋の色といえば黒色のイメージでしたが、今では半透明や白半透明、青、黄色、緑、灰色などさまざまなカラーのゴミ袋が展開され、使う場所や用途にあわせて選べます。
例えば、半透明はゴミ袋の中身が見えることから安全面に配慮した使い方ができます。しかし、プライバシーの観点から中身を見えにくくしたい場合には、少し濁りのある白半透明がおすすめです。
中身の見えない真っ黒なゴミ袋は、サニタリー品や衛生用品を捨てたり、汚れが目立ちにくいのでキャンプ用品を入れたりするのに便利な色です。また、青色は食材にない色のため、異物混入を防ぐ目的で、飲食店などで使われているケースもあります。
ほかにもさまざまなカラーのゴミ袋があることで、可燃ゴミと不燃ゴミを色で分けられたり、カラフルな工作の材料として活用できたりします。
色別でゴミ袋を探す
形状
ゴミ袋にはいくつかの形状があり、それぞれの特徴を理解し、選ぶことで利便性が向上します。ゴミ袋の形状は主に平袋タイプ、レジ袋タイプ、ガセットタイプ、ロールタイプの4タイプです。
平袋タイプは取っ手やマチがない一般的なゴミ袋のことです。レジ袋タイプは取っ手が付いたもので持ち運びしやすく、ひっかけて使ったり、捨てる際にしばったりもできます。ガゼットタイプは袋にマチが付いた形状で、ヨコとタテの長さが同じ平袋タイプよりもマチがあることで、より多くのものが入れられます。
そしてロールタイプは、ゴミ袋が1枚ずつに分かれていなく、ミシン目を引っ張って使うものです。コンパクトでロールごとゴミ箱に入れておけば、ゴミ袋を捨てる際にすぐに次のゴミ袋がセットできるので大変便利です。
まとめ
ゴミ袋を選ぶ際はサイズだけでなく、材質や色、形状にもこだわることで、使い勝手がよくなります。
アスクルではゴミ袋のサイズや材質、色、取っ手の有無、厚さなど、スペックを絞り込んで商品を探せるため、自分に合ったゴミ袋を簡単に見つけられます。ゴミ袋の購入に迷ったらぜひアスクルをご利用ください。
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