更新日:2026年1月14日
飲食店必見! テイクアウトで使える容器を種類別に紹介(弁当容器・丼ぶり編)

近年は、テイクアウトしてオフィスや自宅で食事をする人が増えており、飲食店やキッチンカーでお弁当を提供する飲食店も増えています。おいしさや見た目を保ち、持ち運びやすさにも配慮した弁当容器の選び方が、売上の拡大やお客様の満足度向上につながるでしょう。
本記事では、テイクアウト用のお弁当作りに欠かせない「容器」の選び方やポイントを解説します。
容器①弁当容器

テイクアウトで使うお弁当や丼ぶりの容器には、さまざまな形状や材質が揃っています。容器一つで商品の印象も変わるため、提供する料理に応じて選ぶことが大切です。
まずは、基本的なタイプの弁当容器からご紹介します。
弁当容器の特徴
弁当容器は、テイクアウトだけでなく、スーパーマーケットやコンビニ、デリバリーなど幅広い店舗で活用されています。
近年では環境に配慮した、植物由来のバイオマスプラスチック素材を使用した容器も一般的になっています。多様な形状やサイズが登場しているので、料理の内容や提供シーンに合わせて選ぶことも可能です。
弁当容器の注意点
弁当容器を選ぶ際は、本体と蓋が別売りのタイプとセット売りのタイプがあることに注意が必要です。
また、電子レンジで加熱できない材質もあるため、入れるおかずや使用シーンに応じて適切な種類を選びましょう。
特にテイクアウトやデリバリーで温かい料理を提供する場合は、耐熱性を確認し、安全かつ便利に使用できる容器を選びましょう。
弁当容器の形状タイプ
弁当容器は形状によって盛り付けの印象や使いやすさが変わります。
丸型の弁当容器

丸型の弁当容器は、仕切りが少なく、内容物を均一に盛り付けやすいのが特徴です。丼ものや麺類など、一体感のある盛り付けに適しています。
角型の弁当容器

角型の弁当容器は、仕切りを設けやすく、複数のおかずをきれいに分けて盛り付けられるのが特徴です。スペースを無駄なく使えるため、定食スタイルやボリュームのあるお弁当、おかずの種類が多いメニューに適しています。
深型の弁当容器

深型の弁当容器は、容量が大きくおかずやご飯をたっぷり入れられるのが特徴です。カレーや汁気の多い料理、ボリューム感のあるメニューにも対応しやすく、食べ応えのあるお弁当に適しています。
浅型の弁当容器

浅型の弁当容器は、薄くてコンパクトな形状が特徴です。サラダや軽食、見た目を重視した盛り付けに向いており、持ち運びやすさもメリットです。
弁当容器の材質タイプ
弁当容器は材質ごとに特性が異なるため、料理やシーンに合わせて使い分けることが大切です。
・ポリスチレン(PS)
ポリスチレン(PS)の弁当容器は透明で中身が見えやすく、形状が安定しているのが特徴です。軽量で低コストなため、スーパーマーケットやコンビニ向けのテイクアウト用に多く使われます。
ただし、耐熱性が低く電子レンジでの加熱には向かない点には注意が必要です。
・ポリプロピレン(PP)
ポリプロピレン(PP)の弁当容器は、耐油性、耐熱性が高く電子レンジでの加熱に適しているのが特徴です。揚げ物や温かい料理に適しています。
軽量で割れにくく、保存・持ち運びもしやすいため、テイクアウトやデリバリーに向いています。
・紙製
紙製の弁当容器は焼却処理がしやすいため、環境への負荷が少ない点が特徴です。ナチュラルな雰囲気を演出できるため、カフェやテイクアウト店でも人気があります。
耐水性や耐油性が限定的なため、内側にコーティングや仕切りが施されているタイプが多く、電子レンジでの加熱には注意が必要です。
弁当容器をまとめ買いする際の注意点
弁当容器は単価が安い反面、まとめ買いをすることで在庫を確保しやすくコスト削減につながります。しかし、大量購入する際には以下の点に注意が必要です。
1.保管スペースの確保
弁当容器は段ボール単位で納品されることが多いため、店舗のバックヤードや倉庫に十分な保管スペースが必要です。
2.サイズや形状の選定
主力メニューに合ったサイズや形状を選びましょう。容器が大きすぎたり小さすぎたりすると、使い勝手が悪くなります。
3.材質の用途確認
電子レンジ対応の有無や耐油性の違いについて確認が必要です。これらを考慮しないと、料理に適さない容器を在庫に抱えるリスクがあります。
4.季節やメニュー変更への対応
夏場は冷たいメニュー、冬場は温かいメニューが増えるため、柔軟に使える容器を選ぶことをおすすめします。冬場のお弁当にはレンジでも使えるタイプがよいでしょう。
容器②フードパック

フードパックも、テイクアウト用に便利な容器です。
ここでは、フードパックの特徴や、使用する際の注意点についてみていきましょう。
フードパックの特徴
フードパックとは、本体と蓋が一体化した弁当容器です。お弁当や総菜、スイーツなど、幅広い食品のテイクアウト容器として利用されています。
蓋と本体が一体化しているため、保管時にかさばらず、省スペースで在庫管理が可能です。また、透明素材が使われていることが多く、中身が見やすいため陳列効果や購買意欲の向上にもつながります。
フードパックの注意点
フードパックを使用する際の注意点として、密閉性が完全ではないため液漏れのリスクがある点が挙げられます。汁気の多い煮物やカレー、スープなどを入れると漏れやすく、持ち運びの際に中身がこぼれる可能性があります。
そのため、コロッケや唐揚げなどの揚げ物類、サンドイッチ、汁気の少ない総菜などに適しています。必要に応じて耐水・耐油加工されたシートや袋を併用するとより安心です。
フードパックの形状タイプ
フードパックは、料理や盛り付け方に合わせて形状を選べます。
以下に主なフードパックの形状と特徴をまとめました。
![]() 角型フードパック | 角型は、揚げ物や総菜の盛り合わせに最も多く使われる定番タイプです。 |
![]() 深型フードパック | 深型は、ボリュームのある料理に適しています。ご飯とおかずを一緒に詰める場合にも便利です。 |
![]() 浅型フードパック | 浅型は、焼き鳥、餃子、焼きそばなどのお持ち帰り料理や焼き菓子や団子といったスイーツ系まで幅広い食品のテイクアウト容器に向いています。 |
そのほか、サラダなどに便利な丸型のフードパックやおにぎり・ピザなど料理の形に合わせた変形型のフードパックもあります。
フードパックの材質タイプ
フードパックは材質ごとに特徴が異なるため、用途に合わせて適切な材質を選びましょう。代表的なフードパックの材質をご紹介します。
| 材質タイプ | 特徴 |
|---|---|
| 樹脂 | 樹脂のフードパックは、全体的に軽量で丈夫。幅広い用途に利用可能。 |
| ポリスチレン(PS) | ポリスチレン(PS)製のフードパックは透明性が高く、コストを抑えやすいのが特徴。常温総菜に向いている。 |
| ポリプロピレン(PP) | ポリプロピレン(PP)製のフードパックは耐熱性・耐油性に優れ、電子レンジの加熱にも対応。揚げ物や温かい料理におすすめ。 |
| 紙 | 紙製のフードパックは環境に配慮しており、ナチュラルな印象。サラダやスイーツに適している。 |
なお、こちらで紹介している材質は代表的なものに限られ、全てのフードパック材質を網羅しているわけではありません。
フードパックをまとめ買いする際の注意点
フードパックは単価が比較的安いため、通販サイトなどでまとめ買いすることで、コスト削減や在庫確保が可能です。ただし、大量購入の際には、弁当容器と同様に以下の点に注意する必要があります。
・保管スペースの確保
フードパックは段ボール単位で納品されることが多いため、店舗や倉庫に十分なスペースが必要です。まず主力メニューに適した容器を中心に仕入れ、その他の形状や材質は必要に応じて少量ずつそろえておくと効率よく管理できます。
・形状・サイズの選定
購入する際は、丸型・角型・深型・浅型など、メニューに合った形状を選ぶことが重要です。形状が合わないと、料理の盛り付けや見栄えが損なわれる場合があります。
・材質の用途確認
フードパックは耐熱性・耐油性・電子レンジ対応など材質によって特徴が異なるため、提供する料理に適した材質を選ぶことも大切です。
・メニューの変動への対応
季節や新メニューなど、メニューの変動に合わせて適した形状や材質の容器を確保しておくことも忘れないようにしましょう。
通販サイトなどでまとめ買いをする際は、まず主力メニューに適した容器を中心に仕入れ、その他の形状や材質は必要に応じて少量ずつ揃えておくと効率よく管理できます。
容器③フードボックス

キッチンカーなどでよくみられるフードボックスは、環境にやさしいエコな素材を使用していることが多いのが特徴です。
フードボックスの特徴と注意点をみていきましょう。
フードボックスの特徴
フードボックスは、紙素材が主流であり、環境に配慮したエコな容器として注目されています。また、耐久性があるため中身が崩れにくく、持ち運ぶ際に安心です。
さらに、保温性に優れているため料理を温かい状態で提供でき、弁当やデリバリーなど幅広いシーンで活躍します。
フードボックスの注意点
フードボックスは蓋の密閉性が低いため、汁気の多い料理には向いていません。また、湿気に弱く、高温多湿の環境では変形や劣化が起こりやすい点にも注意が必要です。
さらに、電子レンジ対応の種類と非対応の種類があるため、購入前に必ず確認するようにしましょう。
フードボックス/ランチボックス/ワックスペーパーを探す
電子レンジ可のフードボックス/ランチボックス/ワックスペーパーを探す
容器④丼ぶり

丼ぶりタイプもよくみられる容器の一つです。
ここでは、丼ぶりの特徴と選ぶ時の注意点をみていきましょう。
丼ぶりの特徴
弁当容器の丼ぶりタイプは自由に中身を変えられるため、幅広いメニュー展開が可能です。中皿付きの容器を利用すれば、ご飯とおかずを分けて盛り付けられ、味移りを防ぎつつ見た目にも工夫ができます。
丼ものや混ぜご飯、セットメニューなど多様な使い方に対応できるのが特徴です。
丼ぶりの注意点
丼ぶり容器はサイズや種類が多いため、保管スペースを確保する必要があります。重ねにくい形状を選ぶと収納効率が悪くなり、厨房内のスペースを圧迫する可能性があるため注意が必要です。
また、電子レンジに対応している種類と対応していない種類があるため、確認も忘れないようにしましょう。
丼ぶり容器の材質タイプ
丼ぶり容器には、用途や提供するメニューに合わせて、さまざまな材質が用いられています。代表的な材質は以下の3種類です。
| 丼ぶり容器の材質 | 特徴 |
|---|---|
| プラスチック製(PP・PSなど) | 耐熱性・耐油性に優れており、温かい料理や揚げ物の提供に適している。電子レンジ対応のタイプも多く、温め直しが可能な点も便利。 |
| 紙製 | 環境に配慮した軽量素材で、扱いやすいのが特徴。冷製のメニューや汁気の少ないサラダ丼などに向いている。 |
| バガス製(サトウキビ由来) | 植物由来で環境に優しい素材。耐油性・耐熱性も備えており、温かい丼ものにも使用できる。 |
ここで紹介したのは代表的な材質に限られ、全ての丼ぶり容器の素材を網羅しているわけではありません。
まとめ
テイクアウトの弁当容器は、料理を安全かつおいしく提供するために欠かせないアイテムです。フードパックや丼ぶりタイプなどさまざまな形状があり、それぞれ複数の材質から選べます。
形状や材質、サイズによって使い勝手が異なるため、メニューや提供スタイルに合わせて選ぶことが大切です。適切な容器を選ぶことで、見た目の印象や利便性が高まり、お客様の満足度を高められるでしょう。
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