更新日:2026年1月14日
飲食店必見! テイクアウトで使える容器を種類別に紹介(飲料編)

ドリンクをテイクアウトし、オフィスや街中で楽しむ方が増えています。飲食店やキッチンカーなどでテイクアウト用のドリンクを提供する際、重要となるのが容器選びです。
本記事では、飲料をテイクアウトする際に必要な容器について紹介します。素材別の選び方やコップ以外にあると便利なアイテムも紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
容器①紙コップ

紙コップは、オーソドックスなドリンクのテイクアウト用容器です。ホットドリンクだけでなく、コールドドリンクにも使用できるため、汎用性が高い容器といえます。
紙コップの特徴
紙コップの主な特徴は以下をご覧ください。
- 飲料後の廃棄が簡単
- 容量の種類が多い
- 軽く収納しやすい
基本的には燃えるゴミ※のため、廃棄場所が豊富にあります。容量やデザインが豊富な点、軽いため収納・持ち運びしやすい点も特徴です。
※自治体によって廃棄方法が異なります。地域のルールを確認してから廃棄しましょう。
紙コップの注意点
優れた特徴を持つ紙コップですが、以下の点には注意が必要です。
- 熱が伝わりやすく、やけどしやすい
- 耐久性が低い
ドリンクの熱さによっては、取り外し可能なカバー「スリーブ」を付ける必要があります。
また、耐久性は高くはないため、基本的には使い捨て専用です。
紙コップの加工タイプ

紙コップには、飲みやすさや持ちやすさを高めるための加工が施されたタイプもあります。
ここでは、主な加工と特徴を紹介します。
| 加工の種類 | 特徴 |
|---|---|
| エンボス加工 | 表面に凹凸があり、断熱性が高い。ホットコーヒーや紅茶など、熱い飲み物におすすめ。スリーブ不要でそのまま持ちやすい。 |
| 両面ラミネート加工 | 内外両面にラミネート加工を施したタイプ。耐水性・耐油性に優れ、アイスドリンクやフラッペなど結露しやすいドリンクに適している。 |
| 片面ラミネート加工 | 内側のみコーティングされているタイプ。ホットドリンクに用いられることが多いが、アイスにも使用できる。耐水性の高さと持ちやすさを両立。 |
お客様に快適にドリンクを味わってもらうため、用途に応じた加工の紙コップを選ぶようにしましょう。
紙コップのサイズ(オンス)

紙コップはオンス(oz)単位でサイズが展開されていることが一般的です。
以下で、主なサイズと用途を紹介します。
| サイズ(ml) | 用途 |
|---|---|
| 6オンス(約180ml) | 試飲や子ども向け。 ホットコーヒーやエスプレッソなどに使用する。 |
| 8オンス(約240ml) | コンビニコーヒーのSサイズ相当。 ホットドリンクでは一般的な大きさ。 |
| 12オンス(約350ml) | コンビニコーヒーのMサイズ相当。 アイスコーヒーやラテ、紅茶などに使用する。 |
| 16オンス(約470ml) | コンビニコーヒーのLサイズ相当。 ホイップクリームが乗ったアイスドリンクなどに使用する。 |
飲食店やカフェでは、8オンスと12オンスの2つがよく使用されます。
まとめて購入するときは、人気メニューに合わせてサイズと数量を選びましょう。
容器②プラスチックコップ

プラスチックコップも、テイクアウト用によく使われる容器であり、主にコールドドリンクに用いられます。
中身が見えるため、クリームやフルーツなどでアレンジしたドリンクにもおすすめです。
プラスチックコップの特徴
プラスチックコップには、次の特徴があります。
- 耐久性・耐水性が高い
- ふたにバリエーションがある
耐久性・耐水性に優れているため、長時間ドリンクを入れていてもへたりにくい素材です。
また、フラットなタイプやドーム状のタイプ、リフトアップリッド(開閉式の飲み口があるふた)など、ふたのバリエーションが豊富な点も特徴です。
プラスチックコップの注意点
プラスチックコップも優れた特徴を持つ容器ですが、以下の点には注意が必要です。
- 熱いドリンクを入れると、有毒化学物質が発生することがある
- 環境ホルモンの一種であるビスフェノールAが溶出する恐れがある
- 洗浄が不十分なときは雑菌が繁殖する可能性がある
熱いドリンクや熱湯を入れると、プラスチックが溶けて有毒化学物質が発生する恐れがあります。
また、内分泌かく乱物質(環境ホルモン)のビスフェノールAが溶出しやすい点にも注意が必要です。
繰り返し使用する場合は、丁寧に洗うようにしましょう。プラスチックの微細な構造に汚れやバクテリアが入り込み、雑菌が繁殖することもあります。
プラスチックコップのサイズ

テイクアウト用のプラスチックコップは、用途に合わせてさまざまなサイズがあります。
主なサイズと用途は、以下をご覧ください。
| サイズ(ml) | 用途 |
|---|---|
| 小容量(200ml前後) | 試飲やエスプレッソ、子ども向けドリンク |
| 中容量(300〜400ml) | アイスコーヒーやジュースなどの一般的なテイクアウトドリンク |
| 大容量(500ml以上) | タピオカドリンクやフラッペなどの若年層に人気のドリンク |
ドリンクの種類や顧客層に合わせてサイズを選びましょう。
プラスチックコップの素材
プラスチックコップの素材には、いくつか種類があります。
ここでは、代表的な素材の特徴や用途を紹介します。
| 素材 | 特徴 |
|---|---|
| A-PET(非結晶ポリエチレンテレフタレート) |
|
| PET(ポリエチレンテレフタレート) |
|
| PP(ポリプロピレン) |
|
| バイオマスプラスチック |
|
見た目の印象や耐久性、用途、環境配慮などを考慮し、適切な素材を選びましょう。
まとめ買い時の注意点
まとめ買いする際は、価格と販売単位に注意が必要です。素材やデザインによって価格が大きく異なるだけでなく、それぞれ販売単位(例:50個入り、1,000個入りなど)が異なります。
単価だけにこだわって品質の低い商品を選ぶと、お客様からのクレームや、売上減少につながることもあります。店舗の規模やメニューに合わせて、適切な価格と販売単位を選びましょう。
ドリンクテイクアウトにおすすめその他商品①カップホルダー

お客様は必ずしも自分用だけにドリンクを購入するわけではありません。家族や友人、職場の人々のために2つ以上のドリンクを購入することもあるため、カップホルダーが必要です。
また、紙やビニールの袋に入れてドリンクを提供するときも、カップホルダーがあればドリンクが倒れにくくなります。ここでは、カップホルダーの特徴と注意点について見ていきましょう。
カップホルダーの特徴
カップホルダーには、以下のような特徴があります。
- カップをまとめて持ち運びできるため、安定感がありこぼれにくい
- 2個用、4個用など用途に合わせて種類を選べる
- 多くが紙製で、使用後はそのまま廃棄しやすい
カップホルダーがあれば、お客様がドリンクを持ち運びやすくなります。袋に入れれば片手でも持ち運ぶことが可能です。
カップホルダーの注意点
カップホルダーを使用するときは、次の点に注意が必要です。
- 運搬時に揺らすとこぼれることがある
- 紙製タイプは湿気や結露で強度が落ちやすい
カップとカップホルダーのサイズが合っていない場合や、しっかりとカップがはまっていない場合にこぼれやすくなるため、カップに合ったカップホルダーを選ぶ必要があります。
また、紙製タイプは、湿気や結露によってもろくなりやすいです。コールドドリンクを入れるときや雨の日などは、プラスチック製などの耐水性の高いカップホルダーも検討してみましょう。
ドリンクテイクアウトにおすすめその他商品②ふた

ドリンクを持ち運ぶお客様にとって、テイクアウトコップ用のふたは必要性が高いアイテムです。ふたの特徴や種類、注意点を紹介します。
コップ用のふたの特徴
テイクアウトコップ用のふたには、次の特徴があります。
- 保温できる
- こぼれにくくなる
ホットドリンクが入ったコップにふたを取り付ければ、ふたをしない場合と比べて、長時間温度を保つことができます。
また、少々揺らしたり倒したりしてもこぼれにくくなるため、お客様の安心感が高まるでしょう。
コップ用のふたの種類
テイクアウトコップ用のふたには、次の種類があります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
フラットタイプ ![]() |
|
ドームタイプ ![]() |
|
ドリンキングタイプ ![]() |
|
メニューに合わせて、適切な種類を選びましょう。
コップ用のふたの注意点
提供する際は、中身がこぼれないよう、ふたをしっかり閉めることが必要です。メーカーによってふたのサイズが異なるため、コップのサイズに合わせて購入するようにしてください。
なお、コップやふたは衛生商品のため、一般的には返品不可です。サイズやタイプ、素材などを間違えないように注意しましょう。
まとめ
テイクアウト用の容器を準備しておくことで、テイクアウトを希望するお客様のニーズに対応できるようになります。販売機会を増やすためにも、テイクアウトドリンクのコップを仕入れてみてはいかがでしょうか。
また、カップホルダーやふたなどもそろえておくと、さらにお客様にとって利用しやすくなります。おいしいドリンクを街中や仕事場で楽しんでもらうためにも、使い捨てのコップや関連商品を準備しておきましょう。
あわせて読みたい!関連&新着記事
飲食店必見!テイクアウトで使える容器を種類別に紹介(弁当容器・丼ぶり編)
キッチンカーを開業するには?必要な手続きと揃えるべき備品を紹介















