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「間仕切り」と「衝立」の違い、なんとなくわかっているようでいて、説明するのは意外と難しいものです。

「間仕切り」というのは、文字通り空間を仕切るもののこと。「パーティション」、「パーテーション」などとも言われます。 わかりやすい「間仕切り」といえば、ふすまです。日本家屋では、人が集まるときにはふすまを外して、２つの部屋を大きな１つの部屋へとできるようになっていますよね。これが「間仕切り」の仕組みです。ですので、空間を仕切るものであれば、パネルでもカーテンでも「間仕切り」と呼びます。

「衝立」は目隠し的に使われるものです。「スクリーン」などとも言われます。 昔の家では、玄関から家の中が見えてしまわないように、脚のついた板が置いてあったりしたものですが、あれが「衝立」です。今では、病院でお医者さんの後ろに置いてある白い衝立のほうが想像しやすいでしょうか。 「衝立」をたくさん並べて「間仕切り」にするオフィスもあります。「衝立」は気軽に移動できるのでレイアウトの変更が楽ですからね。

さて、実際のオフィスでの使用例を見てみましょう。 こんなふうに空間をしっかり仕切って、会議・ミーティングスペースなどを作りたいときは、「間仕切り」がおすすめです。

簡易的に空間を仕切りたい、レイアウトの変更がすぐできるフレキシブルなオフィスにしたいときは、「衝立」がおすすめです。 デザインも様々な「間仕切り」と「衝立」。空間を仕切ることで、オフィスがもっと有効活用できるかもしれません。