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更新日:2026年2月26日

ラベルシールの選び方|ファイル整理・在庫管理などに使える種類と印刷方法

ラベルシール
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在庫管理や書類整理を効率よく進めるためには、用途に合ったラベルシールの選定が欠かせません。しかし、ラベルシールを印刷しようと考えると、種類が多く、どれを選べばよいか迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで、本記事ではラベルシールの種類と選び方を分かりやすく解説します。紙・フィルムなどの素材の違い、インクジェット/レーザー対応の違い、耐水性や屋外用など、目的に合わせて選び方のポイントをまとめました。

あわせて、自作・印刷所での印刷方法も紹介します。自社で作るべきか、外注すべきか判断しやすいよう、実務視点で整理しています。ラベル選びに迷っている方、管理業務を効率化したい方は、ぜひ参考にしてください。

ラベルシールとは?

バーコードのラベルシール

ラベルシールとは、物や製品に情報を記載して貼るためのシールです。この作業を「ラベリング」といいます。たとえば、ファイルやファイルボックス、引き出しなどにラベルシールを貼ることで、その中身を見なくても何が入っているのかがすぐに分かります。これにより、探し物にかかる時間が大幅に減るので、整理整頓がとても簡単になります。

また、ラベルシールは販売する商品の名称や成分表示、バーコードなどにも活用されています。オンラインサイトでラベルシールを購入するときは、OA用品やPC用品に分類されることが一般的です。

ステッカーとの違い

ラベルシールとステッカーも、どちらも表面加工された紙などの素材に、糊と台紙がついたものを指します。
しかし、使い方や用途に違いがあります。屋内用のものはラベルやシール、屋外用のものはステッカーと呼ばれることが一般的です。また、食品や製品に貼る場合はラベルやシール、ノベルティや販促関連として使う場合はステッカーと呼ばれることが多いです。

ラベルシートとの違い

ラベルシートとは、ラベルシールが貼られた台紙のことを指します。例えば、1枚の台紙に20面のラベルシールがついている場合、このシートを「20面のラベルシート」と呼ぶことができます。

また、ラベルシートには個々のラベルシールが貼られているタイプもあれば、1枚の大きなラベルシールが貼られ、必要な大きさに切って使用するタイプもあります。

ラベルシールを探す

ラベルシールの種類

プリンター

ラベルシールは、以下の特徴に注目して分類することが一般的です。

  • 対応プリンターの種類
  • シールの素材
  • ラベルシール(ラベルシート)のサイズ
  • 面付け
  • シールの粘着レベル

特徴ごとにラベルシールの種類を紹介します。

プリンター別の種類

ラベルを印刷する場合は、使用するプリンターによって用紙の種類が異なります。主に以下の3種類のプリンターに対応したラベルシールがあります。

  • インクジェット用
  • レーザープリンター用
  • マルチプリンター用

マルチプリンター用とは、プリンターの種類を問わず使用できる用紙です。次に、それぞれのプリンター別の特徴を見ていきましょう。

【インクジェットの特徴】
インクジェットプリンターとは、インクを印刷面に吹き付けるタイプのプリンターです。発色は良い一方で、インクが滲みやすいという特徴があります。また、印刷にかかる時間が長めで、1枚当たりの単価(インク代、ラベルシール代)が他の方法より高くなる場合もあります。

【レーザープリンターの特徴】
レーザープリンターは、トナーパウダーを印刷面に載せ、加熱圧着により色を定着させるタイプのプリンターです。色の再現性はインクジェットプリンターに比べて低いものの、滲みにくいという特徴があります。また、印刷にかかる時間が短く、1枚あたりのコストも比較的低いため、大量印刷には適していると言えるでしょう。

しかし、レーザープリンターの機械自体が高額なため、初期費用が高くなりがちです。そのため、企業ではレーザープリンターが利用されることが一般的ですが、少量の印刷しか行わない事業所や一般家庭ではインクジェットプリンターを選ぶ傾向にあります。

素材別の種類

紙の材質によってもラベルシールの種類が異なります。主な種類は以下をご覧ください。

  • 光沢紙
  • マットタイプ
  • 普通紙
  • アイロン転写紙
  • ポリエステルフィルム

それぞれの素材には、異なる特徴がありますので、用途に合わせた選択が重要です。

素材特徴
光沢紙
  • 表面にコーティングを施してツヤを出した紙
  • 発色がよく高級感があるため、見栄えが良く、商品や販促物のラベリングにも用いられる
マットタイプ
  • ツヤ消しコーティングにより、表面のツヤが抑えられているタイプの紙
  • 発色は控えめで、用途を問わず使いやすい
  • 表面が反射しにくいため、光沢紙と比べると文字が読みやすい傾向がある
ポリエステルフィルム
  • セキュリティシールフィルム(※)などに使用される素材
  • 密着性が高く、通常は軽く指でこするだけでは剥がれない
(※)セキュリティシールフィルムとは、開封済みの商品に「開封済み」などの文字が表示されるものです。食品やCDケース、精密機器などのラッピングに用いられます。

用紙サイズ別の種類

ラベルシールには、さまざまなサイズがあり、用途に応じて選ぶことができます。A1・A3・A4・A5、半紙サイズ、みの判(賞状サイズ)などの大きなタイプから、写真サイズ、カードサイズなどの小さなタイプまで幅広いラインナップがあります。

<参考>
A4サイズとB5サイズの違いとは? その使い分けやメリットについて解説

面付け別の種類

面付けとは、ラベルシールの分割状態のことです。たとえば、A4の10面タイプなら、A4のシートに10枚のシールが貼付されています。

ラベルシートのサイズが同じ場合、面付けの数が増えるほどラベルサイズは小さくなります。用途に適した面付けを選択しましょう。

粘着レベル別の種類

ラベルシールには、粘着レベルに応じてさまざまな種類があります。貼付後の保管場所や剥がしやすさなどに注目して、使用目的に適切な粘着レベルを選びましょう。

粘着レベル特徴
強粘着タイプ
  • 剥がれると困る場合に使用
    例:送付用段ボールや商品ラベル など
  • 湿度が多い場所で保管する場合も強粘着タイプが安心
    例:海や川のそば、プールサイド など
剥がせるタイプ
  • 一時的な備品管理などに便利
  • 後から貼り替えられることができ、剥がしたときに粘着成分が残りにくい傾向にある
  • 何度も剥がすと付着しにくくなる
屋外で使用できるタイプ
  • 耐水性や耐光性に優れたタイプなら、屋外でも使用可能
    屋外に置く物品や案内表示にラベルシールを貼付する時は、屋外でも使用できるか確認する必要がある

また「屋外用」と明記されていないラベルシールでも、強粘着タイプなら屋外でも利用できることがあります。ただし、印刷した文字や絵が長持ちしないこともあるため、できれば屋外用を選びましょう。

ラベルシールの選び方

ラベルのついた書類を選ぶ様子

ラベルシールを選ぶ際は、以下の4点を押さえておくと失敗しにくくなります。

1.使用するプリンターから選ぶ

プリンターの種類によって、使用できるラベルシールは異なります。

  • インクジェットプリンター:インクジェット専用
  • レーザープリンター:レーザー専用
  • 複数プリンターで使いたい:マルチプリンター用が便利

誤った用紙を選ぶと、にじみ・紙詰まり・印字不良が起きやすいため、最優先で確認しましょう。

2.貼る対象物に合う素材から選ぶ

ラベルシールは紙素材もしくはフィルム素材で使い分けると最適です。

  • 紙素材(光沢紙・マット紙)

ファイル整理、室内の長期貼付・衛生用品などに適しています。

  • フィルム素材(ポリエステルなど)

水回り・屋外・長期貼付・衛生用品などに最適です。耐水性や耐光性にも優れています。

詳しくはこちら

3.ラベルのサイズ・面付けで選ぶ

使う用途に応じて、必要なラベルの大きさや面付けを選ぶことが大切です。

  • ファイル背表紙:大きめサイズ・少面付け
  • 在庫管理や仕分け:小さめサイズ・多面付け
  • 段ボールの宛名ラベル:A4に2~4面の大サイズ

テンプレートが使える面付けを選ぶと、印刷がスムーズに行えます。

4.使用シーンに合わせて粘着タイプを選ぶ

ラベルシールの粘着タイプは、使用シーンに合わせて選びましょう。
主な種類と用途は以下の通りです。

粘着タイプ主な用途
強粘着段ボール、商品ラベル、屋外利用
弱粘着(剥がせるタイプ)一時的な備品管理、会議室の案内表示
耐水・耐光タイプ屋外掲示、水回り、冷蔵庫、厨房

用途に合わせて最適な粘着タイプを選ぶことで、張り直しや劣化によるトラブルを防ぐことができます。

ラベルシールの粘着タイプについては以下で詳しく紹介しています。

詳しくはこちら

ラベルシールを探す

【自作】ラベルシールの印刷方法

オフィスでPC作業をする男性

プリンターとラベルシートさえあれば、ラベルシールに印刷することは簡単に行うことができます。オフィスや店舗など、ラベルシールを定期的に使用する場合は、通販サイトでまとめて購入すると在庫管理がしやすく、発注の手間も省くことが可能です。

ここから自作で印刷するラベルシールの印刷方法をご紹介します。
次の手順で印刷しましょう。

  1. 宛名用ラベルシールを選ぶ
  2. Excelで宛名リストを作成する
  3. Wordの差し込み印刷を設定する
  4. Excelデータを印刷する

1.宛名用ラベルシールを選ぶ

まずは宛名用のラベルシールを選びましょう。印刷しやすいA4サイズのタイプが豊富です。使用するプリンターの種類に合ったものを選ぶようにしてください。

宛名ラベルシールのテンプレートは、以下から無料でダウンロードできます。

<参考>
宛名ラベルシール作成用 テンプレート

2.Excelで宛名リストを作成する

次に、Excelで宛名のリストを作成します。含めたい項目を横列に記載し、印刷内容を縦列に記すことが一般的です。

たとえば、送付用段ボールに貼るラベルシールの場合、横軸に「郵便番号」「住所」「氏名」「送付状番号」を設定し、各項目の内容を縦に記載していきます。

3.Wordの差し込み印刷を設定する

次にWordを起動し、次の手順で印刷設定を行います。

  1. リボンの上部のタブから「差し込み文書」を選択する
  2. 差し込み印刷の開始を選択する
  3. 「差し込みウィザード」を選択する
  4. 文書の種類で「ラベル」を選択する
  5. 「ラベルオプション」の設定を開く
  6. 宛名ラベルの製造元と品番を選択する
  7. 間違いがないか確認してから、右下の「OK」をクリックする

設定が完了したら、プリンターにラベルシートをセッティングしておきましょう。

4.ExcelデータをWordに読み込み印刷する

Excelで作成したデータをWordに読み込み、以下の手順で印刷を実行します。

  1. 「宛先の選択」から「既存のリストを使用」を選択する
  2. Excelで作成した宛名リストを選択する
  3. 「差し込みフィールドの挿入」から必要な項目を配置します。改行とスペースを使って、バランスよくラベルの文字を配置する
  4. プレビューで確認し、問題なければ印刷を実行する

詳しくは次の記事もご覧ください。

<参考>
ラベルシールをエクセルとワードで作成!作成から印刷までの流れを紹介

ただし、大量印刷や販売用ラベルの場合は、時間とコストがかかる場合があります。クオリティに問題が生じるおそれもあるので、印刷所に依頼する方法もおすすめです。

【印刷所】ラベルシールの印刷方法

印刷所の印刷機

大量に同じラベルシールが必要なときは、印刷所に相談してみましょう。大量に印刷しない場合でも、専門業者に委託することでハイクオリティなラベルシールを作成できるというメリットがあります。印刷所へは次の手順で依頼します。

  1. 見積もり
  2. デザインの作成
  3. 注文

それぞれの手順を詳しく解説していきます。

1.見積もり

大量に印刷する場合、自作するよりも単価を抑えられることがあります。まずは印刷所に枚数やサイズなどを伝え、どのくらいの費用がかかるか見積を依頼しましょう。多くの印刷所では、Webサイトから見積もり依頼が可能です。

2.デザインの作成

ラベルシールに印刷するデザインを作成し、印刷所に提出します。印刷所によっては、デザインを作成してくれることもありますが、別途料金がかかることもあるため注意が必要です。

3.注文

デザイン画を基に、試作品を作成してもらいます。表記やサイズなどに誤りがないか細部まで確認しましょう。問題がなければ注文を確定します。印刷完了後、完成したラベルシールを受け取ります。

ラベルシールの種類と選び方に関するよくある質問

ここではラベルシールの種類と選び方に関するよくある質問をご紹介します。

ラベルシールの素材とそれぞれの特徴は何ですか?

ラベルシールの主な素材は「紙素材」と「フィルム素材」の2種類です。

素材については以下で詳しく紹介しています。

詳しくはこちら

屋外や水回りで使用する場合はどのようなラベルシールがおすすめですか?

屋外や水回りでの使用にはフィルム素材のラベルシールがおすすめです。
特に、ポリエステル系フィルム、耐水・耐光タイプなどは、雨・湿気・太陽光による劣化に強く、長期間の貼付にも向いています。冷蔵庫や厨房、実験環境などでも剥がれにくく安心です。

ラベルシールは剥がすことができますか?

ラベルを剥がしたりする可能性がある場合は、再剥離タイプのラベルシールを選べば可能です。再剥離タイプのラベルは剥がすことを前提としているため、糊残りが少なく、備品管理や会議室の案内表示など、一時的な掲示に適しています。

詳しくはこちら

まとめ

ラベルシールは、使用する場所やサイズ、見た目・質感、粘着タイプなど、用途に合わせて複数の要素を確認することが重要です。なかでも、宛名用ラベルシールは家庭用プリンターでも印刷しやすく、日常的な書類整理や発送業務で活用しやすいでしょう。また、店舗などで定期的にラベルシールを使用する場合は、通販サイトでまとめて購入すると在庫管理がしやすく、発注の手間も省くことができます。

一方、大量のラベルシールが必要な場合や印刷のクオリティを重視したい場合は、印刷所へ依頼するのがおすすめです。ただし、印刷所では注文後の修正が難しいため、試作段階でレイアウト・文字サイズ・色味などを細かくチェックすることが大切です。

ラベルシールを探す

<参考>
ラベルシールをエクセルとワードで作成!作成から印刷までの流れを紹介
エクセルで印刷範囲を設定する方法を解説!うまくいかないときの対処法も
定形外郵便とは?定形郵便との違い、料金やサイズを解説

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