法人向け通販のアスクルWebサイト、接着剤コーナーへようこそ。
瞬間接着剤やエポキシ接着剤などの種類からはもちろん、接着したい素材や硬化時間などからも探せます。
他にも接着剤の選び方ガイドや接着のコツ、接着剤のはがし方などの情報も満載です
接着剤/瞬間接着剤の売れ筋ランキング
接着剤の種類から接着剤を選ぶ
瞬間接着剤
金属・硬質プラスチック・陶磁器などに
木工用ボンド・接着剤
木・布・紙などに
ゴム系接着剤
合成ゴム・皮革・陶磁器・硬質プラスチックなどに
エポキシ接着剤
金属・タイル・陶磁器・石材・硬質プラスチックなどに
ホットメルト接着剤
木材、紙、布、金属などに
接着したい素材の組み合わせから接着剤を選ぶ
接着剤を選ぶ時に重要なのが接着剤と素材の相性です。接着する素材に合わせて接着剤を選ぶと、
より丈夫に接着できて長持ちしますが、異なる素材同士を接着する時はどの接着剤を選べばいいか悩んでしまいますね。
こちらの早見表を使えば、最適な接着剤が見つかります。
接着したい素材を縦列、横列からそれぞれ選び、交差する所をクリックしてください。
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硬化時間から接着剤を選ぶ
使用する面の大きさや作業内容によっては、接着時間も重要になってきます。
広い面などに使用する場合は、作業時間に余裕があるタイプのものがおすすめです。
つける条件によっては仮止めが必要な場合があります。
接着後の環境から接着剤を選ぶ
接着剤を選ぶ際に、接着後どのような場所や条件下で使用するか考慮するのも長持ちさせるポイントです。
常に水や薬品がかかる、高温にさらされる、振動がかかるなどの条件を十分に考慮し、接着剤を選びましょう。
接着剤の選び方
意外と知られていない接着剤選びのポイント。
「なんとなく選んだ接着剤で接着したらすぐに取れてしまった」「接着前に接着剤が固まってしまった」
なんて経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
接着剤選びに迷っているあなたに、失敗しない接着剤選びのコツをご紹介します。
1接着剤とくっつけたい素材の相性をチェックする
接着剤を選ぶ時に重要なのが接着剤と接着したい素材の相性です。どんなに強力な接着剤でも素材との相性が悪いとうまく接着することができなかったり、素材自体をいためる原因となってしまいます。
また、接着剤が固まった後の硬さ、柔軟性などをチェックするのもポイントです。例えば、皮革など柔軟性のある素材にガッチリ固まる接着剤を使用すると不自然な仕上がりになりますし、陶器のような硬い素材に弾力性のある仕上がりの接着剤を使用すると使用する際に不安定になります。一般的には硬い素材にはガッチリ固まる接着剤、やわらかい素材には固まった後も柔軟性・弾力性がある接着剤を選ぶと失敗が少ないでしょう。
最近では色々な素材に使える多用途タイプの接着剤も多く販売されているので、いざという時の為に持っておくと安心です。
2使用面と接着剤の粘度を確認する
接着剤を選ぶ時は使用する面の状態も考慮しましょう。例えば、壁などの垂直な接着面や凹凸の多い接着面にサラサラした低粘度タイプの接着剤を使用すると、接着剤が接着面にとどまることができず、うまく接着することができません。そのため、面が垂直か水平か、しみ込みやすいかしみ込みにくいか、凹凸はあるかなどで使用できる接着剤の粘度が変わってきます。
水平で凹凸の無い面には低粘度タイプの接着剤、垂直面や凹凸面には高粘度タイプの接着剤というように接着剤を使用する面によって使い分けましょう。
3接着後の使用環境を考える
接着後、どのような環境・用途で使用するかも考えなくてはいけません。通常の状況下では接着力が強い接着剤も、特殊環境下では接着力が弱まる恐れがあります。また、力を伝達しなくてはいけない部分に弾性接着剤を使用すると、力や衝撃を吸収してしまうなど、接着剤の特性が目的を阻害してしまうこともあります。
接着剤の特性を把握した上で、水がかかる、高温下、振動がかかるなどの使用環境を踏まえた上で、耐性のある接着剤を選びましょう。
4作業時間と接着剤の接着スピードを考える
接着剤はタイプによって硬化時間が様々です。なんとなく接着剤の硬化が速ければ速いほど良いと思いがちですが、必ずしもそうとは限りません。接着面が広い場合には硬化時間の遅い接着剤の方が余裕を持って作業ができますし、応急処置にはすぐに硬化する瞬間接着剤などを使用した方が良いなど、使用面の大きさや作業内容によっても向き不向きがあります。
接着作業にかかる時間と、接着剤が硬化する時間を考慮して、接着剤を選びましょう。
上手に接着するコツ
1貼る前に
- 説明書を読む
- 接着剤は種類によって使用方法が異なります。まずは説明を読んで正しい方法で使用しましょう。
- 接着面をきれいにする
- どんなに素材に適した接着剤を使用しても、接着面が汚れていたら接着剤は効果を発揮できません。
接着面をきれいにしましょう。 - 接着面に凹凸はあるか、又はツルツルしすぎていないか確認する
- 接着面に凹凸がある場合はヤスリなどで下処理をし、凹凸面をキレイにしましょう。逆にツルツルしすぎている素材も接着剤をはじいてしまい接着しづらいため、ヤスリで軽く傷をつけるのも1つの方法です。
- 接着面が小さくないか確認する
- 接着面が小さい場合、外からの力に弱くなります。接着面をななめに切ってつなぐ、重ねて接着するといった方法などで接着面をより大きくとることができます。
また、接着面が小さいと接着剤がはみ出しやすくなります。
接着剤がはみ出すと手や衣服に付く原因になったり、キレイに仕上がらないなどのデメリットがあります。
マスキングテープなどで周りを保護するとはみ出してもキレイに仕上げることができます。
2接着剤の塗り方
- 接着面全体に薄く塗る
- 接着剤は多く塗れば塗るほど接着力が増すと思いがちですが、実は厚く塗ると乾きが遅くなる上に、接着力も弱くなります。接着剤は、接着面全体に薄く塗り広げましょう。
ただし、接着剤がしみこみやすい素材については、しみこむ分を考慮して多めに接着剤を塗布するなど、素材に合わせた塗り方があるので注意が必要です。 - 瞬間接着剤は点状にたらす
- 瞬間接着剤を容器で塗り広げると、容器の口が固まったり、多く塗布しすぎる原因になります。
瞬間接着剤は接着面から離して点状に1滴ずつ垂らし、接着する材料で押し広げながら貼り合わせましょう。 - 貼り合わせるタイミングに注意する
- 接着剤はすぐに貼り合わせるタイプがほとんどですが、まれに塗布後に乾燥が必要なものがあります(オープンタイム)。
接着剤の取扱説明書をよく確認し、使用時に注意する必要があります。
3貼り合わせた後
- 動かさない
- 貼り合わせた後は接着剤が固まるまで動かさないのが鉄則です。
硬化が遅い接着剤の場合は動かないように粘着テープ、紐、クランプなどでしっかり固定しておきましょう。 - 24時間経過後使用する
- 接着剤が固まって動かなくなっても、実はまだ接着は完了していません。
早く固まったからと言って接着したものをすぐに使用してしまうと接着力が弱まる原因になってしまいます。
接着したものは接着後24時間以上経過してから使用しましょう。 - マスキングテープを使用した場合
- 接着剤が乾く前にマスキングテープははがしておきましょう。
その際に貼りあわせた接着素材が動かないように細心の注意を払いましょう。
接着剤のはがし方
作業中、接着剤が手や指、接着面以外についてしまったなどの困った経験はありませんか?
そんな時のために、接着剤のはがし方をタイプ、場所別にご紹介します。
1皮膚や手についた場合
- 瞬間接着剤
- 無理にはがそうとせず、なるべく熱いお湯の中にしばらく浸してもみほぐしましょう。
マニキュア除光液やアセトンでもやわらかくなります。 - 木工用ボンド・接着剤
- お湯と石鹸で洗えばたいていは落とすことができます。お湯と石鹸のみで落ちない場合は、薬用アルコール、ベンジンで拭き取った後に、お湯と石鹸で洗い流します。
- ゴム系接着剤、エポキシ接着剤
- 乾く前なら溶剤で拭き取れますが、皮膚に溶剤を使用するのはあまりおすすめできないため、基本的にはお湯と石鹸で洗い落とします。
2接着するもの以外に接着剤がついた場合
■すぐの場合
- 瞬間接着剤
- マニキュアの除光液、アセトンを浸した布で拭き取ります。ただし、素材を痛めてしまう事もあるので注意が必要です。
- 木工用ボンド
- 水かお湯を浸した布で拭き取ります。
- ゴム系接着剤、エポキシ接着剤
- 石油系溶剤(ベンジン)を浸した布で拭き取ります。
■固まってしまった場合
- 瞬間接着剤、ゴム系接着剤、エポキシ接着剤
- 石油系溶剤(ベンジン)をたっぷり含ませた布で拭き取ります。それでも取れない場合は、やすり、ナイフなどで削り取ります。
エポキシ接着剤は特に取れにくいので、必要に応じて衝撃や加熱して取ります。 - 木工用ボンド
- 基本はお湯を浸した布で拭き取ります。布についた場合は、布ごと冷凍し、ゴワついた部分をもみほぐすようにして落とします。
それでも取れないときは沸騰水で暫く煮るか、石油系溶剤(ベンジン)で拭き取るか、石油系溶剤(ベンジン)に浸した後ブラシなどでこすり落とします。