更新日:2026年2月12日
【におい対策に】ゴミ袋の結び方を解説|中身がパンパンでもほどけずに結べる

日々の業務で使用するゴミ袋、しっかり結べていますか?
「きちんと結んだはずなのににおいが漏れてしまう」「袋がいっぱいでうまく結べない」など、現場で困った経験がある方も多いのではないでしょうか。
飲食店や医療・介護施設、店舗などでは、衛生管理の観点からもゴミ袋の密閉はとても重要です。
この記事では、臭い漏れを防ぐ結び方や、袋の中身がパンパンに詰まった袋でも簡単に結べる時短テクニックを、取っ手付き・取っ手なしタイプ別にわかりやすく紹介します。
【取っ手なし】におい対策ができるゴミ袋の結び方
まずは、取っ手なしのゴミ袋を使った、におい対策になる簡単な結び方について紹介します。取っ手なしのゴミ袋の場合の結び方としては、以下の2つの方法があります。
- 折りたたんでから結ぶ方法
- ねじってから結ぶ方法
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
【1】折りたたんでから結ぶ方法
一つめが、ゴミ袋の口を折りたたんでから結ぶ方法です。手順は、以下の通りです。
1.まず、ゴミ袋の口を折りたたみます。この時、口の部分を3回程度くるくると折りたたむことで袋の口にすき間ができにくくなるため、臭い漏れ対策になります。

2.ゴミ袋の口を折ったら、ゴミ袋の両端を手にして持ちます。

3.ゴミ袋の両端をクロスさせて結びます。きつく固結びをするために、さらにもう一回結ぶとより密閉性が高まります。結び終えたら完成です。

ただし、袋の中にゴミを詰めすぎると折りたたむ回数も減り、におい漏れの原因になるほか、きつく結べなくなるため、ゴミの詰めすぎには注意しましょう。
【2】ねじってから結ぶ方法
取っ手がない場合の結び方として、袋の口をねじってから結ぶ方法もあります。この方法は、ゴミ袋の中に余裕がある時(ゴミが袋の7分目程度まで)に行うと、中をより密封できるためにおい対策として効果的です。
ねじってから結ぶ方法の手順は、次の通りです。
1.ゴミ袋の口から下約15cmの位置をつかみます。つかんだ部分をくるくるとねじっていきましょう。

2.つかんだ部分を全てねじったら、結ぶための輪っかを作りましょう。ねじった部分を輪に通してきつく結べば完成です。


におい漏れを防ぐためには、袋の口を最初にねじる際にしっかりと中の空気を抜きながら、ねじり上げていくことが重要です。
以下では、ゴミ袋のサイズ・容量についてまとめています。ゴミ袋を選ぶ際に参考にしてみてください。
【取っ手あり】におい対策 & 時短になるゴミ袋の結び方
ゴミ袋に取っ手(持ち手)がある場合のにおい対策と時短になる結び方について解説します。取っ手付きのゴミ袋は、適切に結ぶことでにおいが漏れにくく、ほどけにくい状態を保てます。取っ手がある場合の結び方は、次の2つです。
- ベロを活用した密閉結び
- 時短にもなるゴミ袋の結び方
どちらの方法も覚えておくと、ゴミ処理の作業効率向上と衛生管理の両立に役立ちます。実際の手順を確認して、現場でスムーズに実践できるようにしましょう。
【1】ベロを活用した密閉結び
ベロを活用した密閉結びとは、ゴミ袋の取っ手と取っ手の間にある帯状のベロという出っ張りを利用してゴミ袋を結ぶ方法です。ベロは、レジ袋を思い浮かべると分かりやすいでしょう。ベロを結んでから取っ手部分をさらに結ぶことで、密閉度を強化します。
ベロを活用した密閉結びの手順は、以下の通りです。
1.ゴミ袋の真ん中のベロ(段差)を手に取って、固結びにします。

2.次にゴミ袋の取っ手を持ち、こちらも同様に2回結んで固結びにします。


それぞれを固結びをして密閉性を高めることで、におい漏れ対策になります。なお、この方法は、ゴミ袋がパンパンな状態の時には難しいため注意しましょう。
【2】時短にもなるゴミ袋の結び方
続いて、時短になるゴミ袋の結び方を紹介します。こちらは、警視庁警備部災害対策課がX(旧Twitter)で2023年9月に発信して話題になった結び方です。結びやすくてほどきやすい結び方のため、ぜひ覚えておきましょう。
時短にもなるゴミ袋の結び方の手順は、次の通りです。
1.ゴミ袋の取っ手に親指と人さし指をかけて持ちます。この時、間が空くように親指と人さし指を広げておきましょう。反対の手でそれぞれ逆の輪をつかみます(右手で左手の取っ手を、左手で右手の取っ手をつまむイメージです)。

2.左右で逆側の取っ手の輪をつかんだら、そのまま引っ張って結びましょう。



3.1〜2の作業を繰り返し行い、再び逆の取っ手の輪をつかんで、結べば完成です。

取っ手の輪に指を引っかけて、反対の輪に入れて結ぶ動作を2回繰り返すだけのため、手間をかけずに簡単にゴミ袋を結べます。この方法であれば、力も要らないため、子どもや年配の方でも結ぶことが可能です。
パンパンのゴミ袋をほどけずに結ぶ方法
ゴミ袋にゴミがパンパンに入っていると、結び手が短いためどうしても結びが緩くなったり、臭い漏れの原因になったりします。ここでは、パンパンのゴミ袋をほどけないように結ぶ方法について解説します。具体的な方法は、以下の2つです。
- 切り込みを入れて結ぶ方法
- 袋の真ん中を結ぶ方法
ゴミを詰めすぎてしまうことは、よくありがちです。ここで紹介する方法を理解して、しっかりと密閉できるようになりましょう。
【1】切り込みを入れて結ぶ方法
切り込みを入れて結ぶ方法は、取っ手のないゴミ袋を使っていて、ゴミがいっぱいでゴミ袋を結びにくい時に有効です。ゴミ袋に切り込みを入れることで取っ手を作り、それを使ってゴミ袋の口を縛っていきます。
切り込みを入れて結ぶ方法の手順を見ていきましょう。
1.ゴミ袋の口の部分を広げて、左右の端から袋幅の1/4程度の場所にハサミで長さ5cm程度の切れ込みを入れてください。切り込みを入れることで2本のひもができます。

2.切り込みを入れた左右の取っ手部分を引っ張り、結びやすい状態にします。その際、ゴミ袋の口の部分も1つに束ねておいてください。

3.束ねたゴミ袋の口の部分に、左右それぞれのひもを巻きつけていきます。まずは、左側の取っ手を持って、時計回りで何周か口に巻きつけていきましょう。

4.左側を巻きつけたら、次は右側です。右側は左側とは逆の反時計回りに何周か巻きつけてください。

5.最後に、巻きつけて残った左右のひもをきつく固結びすれば完成です。この方法であれば、取っ手がないゴミ袋にゴミがたくさん入っていても、しっかりと結べます。

【2】袋の真ん中を結ぶ方法
ゴミ袋の中身がパンパンの状態だと、どうしても持ちやすい両端を持ってから結びがちです。しかし、両端を持って結ぶとゴミ袋にすき間ができやすくなってしまうため、臭いが漏れてしまう原因になります。
その場合は、ゴミ袋の真ん中同士(前後)を先に固結びする方法がおすすめです。袋の真ん中を先に結ぶ手順について見ていきましょう。
1.まずはゴミ袋の両端を出した状態で、真ん中部分(前後)を引っ張って、袋の中の空気を抜きます。

2.真ん中両端部分(前後)を引っ張りながら中の空気を押し出しつつ、固結びします。両端も同様に、空気を押し出しつつ、固結びをして完成です。


真ん中(前後)と両端をそれぞれきつく縛っているため、中身がたくさん入った状態のゴミ袋でも、あふれにくくなります。
仮止めしたい場合のゴミ袋の結び方

いったん、今の状態でゴミ袋を仮止めしたいということもあるでしょう。その場合は、スリップノット(引き解け結び)と呼ばれる結び方がおすすめです。
スリップノットとは、片結びをほどきやすくした結び方で、後から簡単にほどけるのが特徴といえます。簡単にほどけることに加え、密閉度が高く臭い漏れに効果的なのが魅力の結び方です。
スリップノットで結ぶ手順は、以下の通りです。
1.ゴミ袋の空気を抜きつつ、ゴミが入っているあたりから口に向けてゴミ袋をねじりながら紐のようにまとめていきます。

2.細い紐状になったら、ゴミ袋の上部を輪の形にします。指に巻きつけるように輪の形にしていきます。この時、輪の中に2本指をいれておくと先端の部分を引っ張りやすくなります。

3.次に輪の中にゴミ袋の先端残りの部分を2本の指に挟み入れて引き出します。
引き出す際は、最後まで引き出さずに途中で止めておきましょう。輪から出た部分を引っ張るだけで、後からでも簡単にほどけます。


ゴミ袋を結ぶ時の注意点
ゴミ袋を結ぶ際には、空気をできるだけ抜く、適切なサイズのゴミ袋を選ぶことが重要です。また、お住まいの地域ごとに自治体によって決められたゴミ収集に関するルールもあります。適切にゴミを処理するためにも、注意点を把握しておきましょう。
空気はできるだけ抜く
ゴミ袋を結ぶ際は、中の空気をできるだけ抜いておきましょう。空気が多く入っていると、収集時にゴミ袋が破裂するおそれがあるためです。
また、ゴミ袋の空気を抜いておくと、ゴミ袋内に余裕ができて結びやすくなるメリットもあります。
あらかじめ容量や厚みなど適切なゴミ袋を選ぶ
ゴミ袋を選ぶ時には、容量や用途に応じた厚みのあるゴミ袋を選ぶことが重要です。ゴミ袋のサイズ(容量)には、10リットル未満から120リットルのものまでさまざまな種類があります。
例えば、10リットルのゴミ袋は、2Lのペットボトルが2~3本入る程度の大きさです。そのため、オフィスのデスク横や病院のベッド脇などの用途に適しています。
ここでは、一般的なゴミ袋のサイズとその用途について紹介します。
| ゴミ袋のサイズ(容量) | 詳細 | 用途 |
|---|---|---|
| 10リットル未満 | 10リットル未満のゴミ袋で多いのは、5リットルと7リットルの2つのサイズです。5リットルはヨコ250×タテ350mmほど、7リットルはヨコ320×タテ380mmほどのものが一般的です。 | どちらもちょっとしたゴミを入れるのにちょうどよい大きさで、小さめのゴミ箱用やキッチンのクズ入れとしてよく使われます。また、黒色のものはトイレのサニタリーボックス用として利用されることが多いです。 |
| 10リットル | 10リットルのゴミ袋の一般的なサイズはヨコ400×タテ500mm程度で、2Lのペットボトルが2~3本入るぐらいの大きさです。 | オフィスのデスク横や病院のベッド脇などで使われる個人用のゴミ箱に適しています。 |
| 20リットル | 20リットルのゴミ袋の一般的な大きさはヨコ520×タテ600mm程度です。 | 一般家庭の室内用ゴミ箱に適しているサイズで、一人暮らしであれば3~4日でいっぱいになります。また、少人数のオフィスの室内用ゴミ袋としてもよく使われる大きさです。 |
| 30リットル | 30リットルのゴミ袋の一般的なサイズはヨコ500×タテ700mm前後です。 | 人が集まるリビングやゴミが出やすい洗面所などに適しています。また、自動販売機のそばにある高さが低めのゴミ箱にもぴったりな大きさです。 |
| 45リットル | 45リットルの一般的なサイズはヨコ650×タテ800mm程度です。 | 家庭用ゴミ袋として最もよく使われる大きさです。扱いやすい大きさで業務用もあります。 |
| 70リットル | 70リットルのゴミ袋のサイズはヨコ800×タテ900mm程度です。 | 大量のゴミの収集や処分に最適です。90リットルだと大きくコストが気になる場合、70リットルにすることでコストカットが期待できます。 |
| 90リットル | 90リットルのゴミ袋の一般的なサイズは900×1000mm程度です。 | 飲食店やオフィスのゴミ収集によく使われます。一般家庭で使用する機会は少ないですが、大掃除の際のゴミ収集や、家電・家具の収納・梱包にも使える便利な大きさです。 |
| 120リットル | 120リットルのゴミ袋の一般的なサイズはヨコ1000×タテ1200mm前後です。さらに大きい150リットルのゴミ袋の大きさは、ヨコ1300×タテ1200mmほどあります。 | 120リットルのゴミ袋は、病院や大企業など規模の大きい事業所のゴミ回収に便利です。150リットルのゴミ袋は業務用のダストカートに適したサイズです。 |
以下では、ゴミ袋の容量や選び方についてまとめています。
自治体のルールを守る
ゴミ袋を結んで捨てる時には、自治体のルールも守るようにしましょう。ゴミ袋を捨てる際のルールは、自治体ごとに異なります。ルールを守らないと、トラブルに発展する可能性もあるため、あらかじめ自治体のルールを確認しておくことが重要です。
まとめ
ゴミ袋の結び方に注意することで、臭い漏れ対策が可能です。取っ手の有無やゴミ袋にゴミがたくさん入っている場合などで、適した結び方が異なるため注意しましょう。
また、ゴミ袋には適した用途や容量があります。多くの人数が集まる場所で小さなゴミ袋を使っていては、すぐにゴミがいっぱいになって取り替える作業が頻繁に発生してしまいます。本記事で紹介したサイズ(容量)を把握して、シチュエーションに応じて適切なゴミ袋を選べるようになりましょう。














