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振動障害を防ぐ防振手袋とは?適切な選び方と使用時のポイント
チェーンソーやグラインダーといった振動工具を使用しつづけると、手や腕にしびれや痛みが生じる場合があります。それが悪化し慢性化すると、振動障害という作業者の健康を害するおそれがあります。
そういったリスクを軽減するのが、防振手袋です。振動工具を使用する際に着用することで、手や腕のしびれや痛み、さらには振動障害などから、作業者を守ってくれます。
用途に合わせて適切なものを選んで正しく使用するには、どうすれば良いのでしょうか? 防振手袋の選び方や使用時のポイントなどについてご紹介します!
防振手袋とは?
防振手袋の基礎知識
防振手袋とは、チェーンソーやグラインダーといった振動工具を使用する作業において、振動による手や腕への負担を軽減するための手袋です。
作業中の振動を継続的・長期的に受け続けると、振動障害を引き起こすおそれがあります。
防振手袋は、手袋の中に振動を軽減する防振材が埋め込まれており、JISによって性能が規定されています。ただし、JIS規定に適合していないタイプもあります。
振動障害とは
チェーンソーなどの振動する工具を長時間使った後に、手や腕にしびれ、痛みなどが起こる症状です。作業日から1日経った後も手や腕のしびれ、痛みがとれない場合があり、症状が慢性化すると『振動障害』と診断されます。
防振手袋の選び方
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防振手袋を使用するときに覚えておきたいポイント
自身のサイズに合った手袋を使用する
防振手袋を使用する際には、必ず作業者にフィットしたものを着用するようにしてください。
サイズが合っていないと、使い勝手が低下するというだけでなく、防振効果が低減してしまいます。その場合には、振動障害を防ぐことができなくなるおそれがあります。
防振手袋の性能を過信しない
防振手袋の性能を過信しないことも大切です。
防振手袋を着用していたとしても、長時間の作業・使用は控えるようにしてください。必ず一定間隔で休憩時間を設定することが重要です。
また、防振手袋を着用しての作業音場合でも、振動が少ない機械や工具への変更も検討することも必要です。
傷みや劣化のある防振手袋は、正しい性能を発揮できない場合がありますので、使用せずに必ず交換するようにしてください。
JIS規格に適合した商品を使用する
数ある商品の中には、JIS規格の基準を満たしていない防振手袋も存在します。安全性という観点から考慮した場合には、JIS規定の防振手袋を着用することをオススメします。
作業内容に合わせた手袋を選ぶ
防振手袋を選ぶ際には、作業内容を考慮して、作業しやすい手袋を選ぶことが大切です。
ボタン操作など細かい作業を行う場合は、操作性の高い手袋を装着したり、ハンドルに手を押し付ける作業を行う場合は、防振材が厚いタイプを選んだりと、用途に合わせて選ぶようにしてください。
防振手袋を活用して、振動障害から作業者をしっかり保護!
チェーンソーやグラインダーといった振動工具を使用して作業は、多くあります。そして長時間にわたって、さらには連続的な作業が必要となるケースもあります。その際に必ず装着しておくべきなのが、振動から作業者の身体を保護する防振手袋です。
振動工具を使用しての作業がつづくと、手や腕のしびれ、痛みなどが生じ、それが慢性化すると振動障害となり作業者の健康を害してしまいます。そういったリスクを防ぐには、定期的な休憩と、防振手袋の装着が不可欠となります。
用途に合わせて防振手袋を正しく選んで、安全な作業と作業者の安心を守ってください!