- ホーム
- 防塵ゴーグルとは?利用者の目を保護するための正しい使い方
防塵ゴーグルとは?利用者の目を保護するための正しい使い方
作業現場の空間には、浮遊粉じんや飛来粉じん、薬品等の液体飛沫、溶融金属の飛沫・・・など、人体に害を及ぼすリスクが数多く存在します。
それらのリスクに対して、作業者の“目”を保護するために使用するのが、防塵ゴーグルです。
防塵ゴーグルにも多様な機能・性能があり、用途に合わせて正しく使わなくては作業者の目を保護することはできません。防塵ゴーグルの選び方や正しい使い方をきちんと抑えて、安心で安全な作業環境を実現してください!
防塵ゴーグルの効果と特徴
防塵ゴーグルの効果
防塵ゴーグルとは、作業者の目を守る保護メガネの一種です。浮遊粉じんや飛来粉じん、薬品等の液体飛沫、溶融金属の飛沫などから作業者の目をガードします。
種類としては、一眼式と二眼式の二つがあります。
・ 一眼式:レンズが一枚のプレートになっているタイプ
・ 二眼式:レンズが左右で独立しているタイプ
保護メガネと比較した防塵ゴーグルの特徴・利点
防塵ゴーグルの特徴として挙げられるのは、“顔との密着度が高い”ということです。保護メガネと比較して顔との密着度が高いため、より粉じんなどが入り込みにくくなります。そのため、吹き付け作業や危険性の高い薬品などの取扱作業にも適しています。
また顔にフィットするため、長時間使用しても疲れにくいというメリットもあります。
防塵ゴーグルの選び方
レンズの素材で選ぶ
メーカーで選ぶ
防塵ゴーグルの使い方とポイント
防塵ゴーグルの使用前の点検項目
防塵ゴーグルを使用する前に、必ず次のポイントについてチェックするようにしましょう。
・ ゴーグルの汚れや傷、変形の有無
・ フレームやレンズのガタつき
・ ヘッドバンドの傷
・ ヘッドバンドの伸縮性 など
防塵ゴーグルの使い方
防塵ゴーグルを使用する際には、次のポイントに留意してください。
・ ヘッドバンドの長さを調節する
・ ゴーグルを顔に密着させ、ヘッドバンドを頭に掛ける
・ 隙間ができていないか確認する(自分で確認できないところはほかの人に見てもらうようにします)
防塵ゴーグルを使用するときの注意点
防塵ゴーグル使用時には、次のポイントに注意してください。
自分の顔に合った防塵ゴーグルを選ぶ
隙間があると、充分な防塵効果を得ることができません。顔としっかり密着するものを選んでください。
ほかの人と共用しない
複数人で使用すると、フィット性が損なわれる可能性があります。また、感染症予防のためにも、他人との共用は避けるようにしましょう。
使用後はきれいに洗う
作業で使用した後には、ほこりや汚れ、油脂などが付着している場合があるので、必ず洗い落とすようにしてください。
汚れが取れない場合は、水で薄めた中性洗剤を塗ると落ちやすくなります。
防塵ゴーグルで、作業時に生じる粉じんなどから作業者の目をしっかり保護!
防塵ゴーグルは、浮遊粉じんや飛来粉じん、薬品等の液体飛沫、溶融金属の飛沫などから作業者の目をガードするために使用するゴーグルです。
装着する人の顔との密着度が高いため、保護メガネと比較しても、より粉じんなどが入り込みにくくなるという特徴があります。
正しく性能を発揮させるためには、使用する環境や必要な機能を考慮して、用途に合わせたタイプを選び、必ず作業者にフィットするものを使用するようにしてください。
また使用する際には、使用前の確認事項をチェックし、使用時には複数名で共用しないことや、使用後には付着した汚れを落とすなどのお手入れもとても大切です。
防塵ゴーグルを正しく選んで正しく使用して、さまざまな作業環境において作業者の目を保護するようにしましょう!