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耐熱手袋の正しい選び方と安全な使い方|作業者の手を守るために
作業者の“手”を保護することを目的につくられた耐熱手袋。“耐熱”という言葉からも分かる通り、高温のものに対して使用することはもちろんですが、逆に低温の冷たさに対してもその効果を発揮してくれます。
耐熱手袋と一言で言っても、使用環境や素材によってその性能はさまざまです。そのような耐熱手袋の正しい選び方や、安全な使い方について、ここではご紹介いたします。作業者の手をしっかりと保護して、安全な作業環境を実現してください。
耐熱手袋の基礎知識
耐熱手袋とは?
耐熱手袋とは、高温・低温のものから作業者の手をガードするための手袋です。炉の輻射熱などの高温の環境、または逆に低温の現場において、熱いまたは冷たい素材を扱う作業者が着用します。
シリコンやアルミといった、熱に強い素材が用いられています。
耐熱手袋の分類
耐熱手袋は、用途に合わせて「ポリエステル」「アラミド繊維」「シリコンゴム」「シリコン樹脂」「綿」など、さまざまな素材でつくられています。
高温環境下で使用するケース
食品加工工場、ガラス加工工場、製鉄所など
低温環境下で使用するケース
冷凍庫内での作業、冷凍食品の陳列、漁業、液体窒素などの液化ガス取扱作業など
耐熱手袋の選び方
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耐熱手袋の使い方と着用時の注意点
耐熱手袋の使い方
メーカー指定の使い方を正しく守ること
耐熱手袋は、製品ごとに特性や性能が異なります。耐熱温度などを確認の上、用途や目的に合わせて使用するようにしてください。
「軍手などの綿製手袋を着用した上から使用してください」といった注意事項がある場合には、必ず守るようにしてください。
耐熱温度はあくまでも目安であることを認識すること
スペック上の耐熱温度は、あくまで目安と捉えておくことが重要です。使用環境や用途によってはスペック通りの効果が出ないことがあるので、あらかじめ認識しておくようにしましょう。
着用時の留意点
耐熱手袋を着用する際には、次のポイントに留意してください。
- POINT①
水濡れに注意
水分を嫌う商品については、水に濡らさないようにしましょう。濡れてしまうと傷みや性能低下の原因となります。
- POINT②
純綿手袋などをインナーとして着用
耐熱手袋の下にインナーを着用することで、熱伝導を遅らせることができます。
- POINT③
長時間の使用は控える
手袋そのものが熱を蓄えるため、長時間の連続着用は避けましょう。熱傷などの危険性が高まります。
高温・低温から作業者の手をしっかり保護!
耐熱手袋は、高温の熱い環境・低温の冷たい環境から、手を保護するための大切なツールです。
食品加工工場、ガラス加工工場、製鉄所といった“高温の環境下”、または冷凍庫内での作業、冷凍食品の陳列、漁業、液体窒素などの液化ガス取扱作業といった“低温の環境下”で活躍し、作業者の安全を守ります。
耐熱手袋を用途に合わせて正しく使用し、高温・低温から作業者の手をしっかりと保護して、安心で快適な作業を!









