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シューズカバーの選び方と使い方|作業現場に合わせた素材の選択を
靴の上にかぶせて装着する“シューズカバー”。手軽に活用できる作業現場の必須ツールですが、現場の汚れを防いだり、汚染物質などによる二次感染を防止したりと、衛生面でも安全面でも大活躍。そのような手軽なツールではありますが、使用する際には用途や使用環境に合わせて正しく選ぶこと、そして正しく装着することが重要です。作業現場を快適に、そして安全に保つためのシューズカバーの選び方や、正しい使い方についてご紹介します!
シューズカバーの基礎知識
シューズカバーとは?
シューズカバーとは、靴の上にかぶせて履くカバーのことを指します。目的に応じて素材や形状が異なり、使い捨てタイプもあります。
シューズカバーの使用目的
シューズカバーには、大きく3つの使用目的があります。
①着用者の靴の汚染防止
湿性生体物質(血液、体液、損傷のある皮膚、粘膜など)や、病原体・ウイルス、アスベスト、そして粉塵といった汚染物質の靴への付着を防ぎ、汚染拡大を防止することを目的とします。
②作業現場や床などの汚れ防止
靴底についた土埃や水分などによる汚れを防ぎ、作業スペースをクリーンに保つことを目的とします。
③作業者の足の保護
作業現場によっては、超低温液化ガス、有機化学物質、高濃度無機化学物質といった危険物質が存在する場合があります。シューズカバーの着用によって、作業者の安全を守ることを目的とします。
シューズカバーの使用現場
シューズカバーは、幅広い現場で使用されます。研究施設やクリーンルーム、医療の現場や工事・建設現場、また工場や食品加工工場のほか、イベント会場やショールームなどにおいて、衛生面や安全面の確保を目的に活用されています。
シューズカバーの選び方
シューズカバーの使い方と注意点
シューズカバーの使い方
シューズカバーを選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。
まずは、用途に合った素材・形状のものを選ぶことが重要です。合わないものを使用することは逆に危険を招く恐れもあるので注意しましょう。
そして、カバーの性能を正しく把握することも大切です。高熱の現場にもかかわらず耐熱性のないものを使用していないかなど、必ず事前にチェックするようにします。
また、手を使用せずに装着できる自動装着機もあるので、使用環境や目的に合わせて選ぶようにしましょう。
着用時の注意点
着用時には、正しく装着することが重要です。足首を縛るものはきちんと縛って使用することや、前後または裏表を誤らないようにするなど、本来の性能を発揮させるためには正確に装着するようにしてください。
そして、使い捨てのものはリユースしないことも守るようにしましょう。特に生体関連(医療現場、研究室)の作業場などにおいては、バイオハザードや2次感染のおそれがあります。そんな危険を回避するためにも、使い捨てタイプのものは使い回ししないようことが重要です。
手軽に清潔と安心を高めるシューズカバーで快適な作業現場!
シューズカバーは、靴の上に装着できる手軽さを持ちながら、作業者の安全や現場の衛生環境を守ってくれる重要なツールです。
靴底に付着した汚れや菌といった、外部からのリスクを室内に持ち込まないことだけでなく、作業現場において汚染の拡大や2次感染を防ぐといった役割も担っています。
また、作業者はもちろんのこと、現場への来客などの際にも使いやすいのも特徴です。
使用目的や作業環境に合わせて正しく選び、そして正しく着用することで、手軽ながらも衛生面でも安全面でも活躍してくれます。
シューズカバーを上手に、そして正しく活用して、快適な作業現場を実現してください!





